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討鬼伝 極 2016年01月25日22:42仮作成 以下すべて見たくない人は開けないようにしてください +ミタマ・タマフリ ミタマ・タマフリ ミタマ 状況別ミタマ組み合わせ タマフリ 攻 ボタン 名前 効果 □ 渾身(こんしん) 一定時間、攻撃力が上昇する。 △ 吸生(きゅうせい) 一定時間、攻撃した”鬼”から体力を吸収する。 ○ 軍神招来(ぐんしんしょうらい) 一定時間、すべての攻撃が会心になる。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 防 ボタン 名前 効果 □ 挑発(ちょうはつ) 一定時間、防御力が上昇し、”鬼”の注意を引きつける。 △ 堅甲(けんこう) 防御ゲージの最大値が増え、防御ゲージが最大になる。 ○ 天岩戸(あまのいわと) 一定時間、すべての攻撃を無効化する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 迅 ボタン 名前 効果 □ 韋駄天(いだてん) 一定時間、移動速度が上昇し、気力回復速度が上昇する。 △ 空蝉(うつせみ) すべての攻撃を一度だけ無効化し、攻撃中に回避が可能になる。効果は攻撃を受けるまで続く。 ○ 科戸ノ風(しなどのかぜ) 一定時間、攻撃速度が上昇し、気力消費量が減少する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 癒 ボタン 名前 効果 □ 武神ノ砦(ぶしんのとりで) 一定時間、エリア内にいる味方の気力を徐々に回復する。 △ 女神ノ社(めかみのやしろ) 範囲内にいる味方の体力を徐々に回復する陣を設置する。陣の効果は一定時間続く。 ○ 変若水(おちみず) エリア内にいる味方の体力、気力、状態異常、戦闘不可を回復する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 魂 ボタン 名前 効果 □ 追駆(ついく) 魂の力を凝縮して撃ち出す。狙った部位を追尾する。狙いは武器で攻撃した箇所に付く。 △ 連昇(れんしょう) 狙った”鬼”の足下から魂の力を噴出させる。狙いは武器で攻撃した”鬼”に付く。 ○ 破敵ノ法(はてきのほう) ”鬼”体内の魂の力を操り、狙った部位を内から爆発させる。狙いは武器で攻撃した箇所に付く。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 隠 ボタン 名前 効果 □ 秘針(ひしん) 弾けて針を飛ばす弾を発射する。針が刺さった部位の防御力が低下する。 △ 隠形(おんぎょう) 範囲内にいる味方の気配を消し、”鬼”に気付かれにくくする陣を設置する。陣の効果は一定時間続く。 ○ 不動金縛(ふどうかなしばり) 入った”鬼”を一時的に行動不能にする陣を設置する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 空 ボタン 名前 効果 □ 縮地(しゅくち) 前方に瞬間移動する。 △ 祓殿(はらえどの) 鬼祓いの力を空間に固定する。一定時間、範囲内に鬼祓いの効果が続く。 ○ 虚空ノ顎(こくうのあぎと) 空間を引き裂き、次元の狭間を作り出す。狭間は一定時間”鬼”を引き寄せ、触れた”鬼”に傷を負わす。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 賭 ボタン 名前 効果 □ 運否天賦(うんぷてんぷ) 何かのタマフリが発動する。ハズレが出て、何も起きないこともある。 △ おみくじ(おみくじ) 出た運勢によって攻撃力と防御力が変化する。大凶が出ると状態異常になる。運勢の影響は一定時間続く。 ○ 幸魂(さちみたま) エリア内にいる味方のタマフリ使用回数をいくつか回復する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 献 ボタン 名前 効果 □ 献身(けんしん) 一定時間、範囲内にいる味方の攻撃力と防御力が上昇する。 △ 命ノ楔(いのちのくさび) 一定時間、味方が受けるダメージをエリア内にいる全員で分散して共有する。受けたダメージは、時間経過で回復する。 ○ 捨身供儀(しゃしんくぎ) 一定時間、範囲内にいる味方が受けるすべての攻撃を無効化するが、自身の体力が徐々に減少する。体力がなくなると効果が切れる。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 壊 ボタン 名前 効果 □ 鎧割(よろいわり) 一定時間、表層や部位に対する攻撃力が上昇する。 △ 断祓(たちはらえ) 一定時間、攻撃した部位に鬼祓いの力を付与する。付与された部位が破壊されると瞬時に鬼祓いが完了する。 ○ 布都御魂(ふつのみたま) 一定時間、武器ゲージ増加量が飛躍的に上昇する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 上へ +管理人の各種構成 管理人の各種構成 装備 武器 黒丸+9 麻痺 ミタマ1 風魔小太郎 迅 ミタマ2 服部半蔵 迅 ミタマ3 猿飛佐助 迅 防具 頭 抜忍の装束・覆面+9 防具 胸 抜忍の装束・上衣+9 防具 手 抜忍の装束・籠手+9 防具 足 抜忍の装束・下衣+9 能力 体力 1000 気力 1250 攻撃 720 麻痺 290 会心 0 防御 1539 天防御 1136 風防御 1136 火防御 1136 水防御 1136 地防御 1136 重さ 120 発動スキル 風魔小太郎 闘志 韋駄天強化・快気 韋駄天延長+5 科戸ノ風強化・連動 服部半蔵 英霊の激励 忍び足【大】 俊足 気力上昇【特】 猿飛佐助 空蝉強化・快気 空蝉増加+2 回天の貴公子 空蝉強化・二段 防具組み合わせ 冥護 ミタマ組み合わせ 忍びの道 三つ揃い「迅」 三つ揃い「戦」 (注1)紫文字は重複不可、オレンジ背景はミタマレベル極で取得するスキル (注2)禊場で速鳥から回天の貴公子を受けた場合は猿飛佐助の回天の貴公子を気力上昇【大】に変更します 上へ
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一章:Lv.3まで解放 三章:Lv.5まで解放 四章「泡沫夢幻」クリア:Lv.8まで解放 六章:Lv10解放、武器合成解放 トロ、クロ未確認 ※ここにあるのは獲得例です。一部のミタマを除きランダムでの入手になります。 ミタマ名 タイプ 地域 章 依頼 “鬼” 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 明智光秀 賭 戦 足利尊氏 防 武 足利義政 隠 武 足利義満 迅 武 芦屋道満 隠 雅 篤姫 癒 乱 アテルイ 防 雅 六章 紫の侵蝕者 ミフチ 阿野廉子 賭 武 阿倍比羅夫 防 古 安倍晴明 魂 雅 鬼千切初段 会心力上昇【小】 追駆強化・凝縮 連昇増加+1 破敵ノ法短縮 天草四郎 癒 安 災いの紅翼 炎上無効 属性防御上昇【中】 治癒強化・快癒 女神ノ社増加+1 全身全霊 アマテラス 空 古 新井白石 空 安 結界なき戦い 鬼千切初段 治癒増加+1 体力上昇【中】 祓殿増加+3 武神ノ砦延長+5 井伊直弼 隠 乱 イザナギ 迅 古 イザナミ 隠 古 石川五右衛門 賭 戦 石田三成 賭 戦 和泉式部 賭 雅 イズモタケル 防 古 出雲阿国 魂 戦 「伊達男の再起」クリア後イベント 攻撃力上昇【小】 毒無効 属性攻撃上昇【中】 追駆増加+2 攻撃力上昇【中】 壱与 癒 古 一休 空 武 一寸法師 賭 武 犬上御田鍬 賭 古 岩崎弥太郎 賭 乱 災禍の足音―其ノ四― 上杉謙信 攻 戦 浦島太郎 迅 古 「泡沫夢幻」クリア後イベント 異彩【小】 白刃の閃き 会心力上昇【中】 空蝉増加+2 気力上昇【中】 運慶 癒 武 榎本武揚 魂 乱 双対の鬼蜘蛛 役小角 空 古 お市 攻 戦 お岩 魂 安 大石内蔵助 迅 安 大岡越前 魂 安 大久保利通 癒 乱 太田道灌 癒 戦 太安万侶 防 雅 防御力上昇【小】 挑発増加+1 体力上昇【中】 防御力上昇【中】 異彩【大】 岡田以蔵 迅 乱 緒方洪庵 癒 乱 「雪原を泳ぐ潜鬼」クリア後イベント 会心力上昇【小】 属性防御上昇【中】 体力上昇【中】 女神ノ社増加+2 吸生強化・吸気 沖田総司 攻 乱 織田信長 空 戦 オオマガトキ お登勢 癒 乱 オトタチバナヒメ 迅 古 小野妹子 賭 古 小野小町 迅 雅 おりょう 防 乱 柿本人麻呂 迅 古 砂嵐 かぐや姫 防 雅 笠森お仙 賭 安 梶原景時 迅 武 壇ノ浦の蜘蛛 防御力上昇【小】 闘志 会心力上昇【中】 韋駄天増加+2 気力上昇【中】 春日局 魂 安 勝海舟 空 乱 災禍の足音―其ノ参― 葛飾北斎 防 安 桂小五郎 賭 乱 狩野永徳 魂 戦 上泉信綱 空 戦 賀茂忠行 隠 雅 鴨長明 隠 武 六章 武者亀討伐 カゼキリ 鑑真 賭 雅 鬼一法眼 防 武 「桜、散りゆく覚悟」クリア後イベント 木曽義仲 攻 武 災禍の足音―其ノ四― 紀貫之 魂 雅 空海 空 雅 久坂玄瑞 魂 乱 楠木正成 攻 武 生命をつなぐ草 状態異常強化【小】 渾身増加+1 体力上昇【中】 逆鱗 攻撃力上昇【中】 葛の葉 癒 雅 国定忠治 賭 安 結界を破れ―其ノ壱― クマソタケル 賭 古 災禍の足音―其ノ弐― 桂昌院 魂 安 江 賭 安 後藤又兵衛 防 戦 近藤勇 攻 乱 雑賀孫市 魂 戦 戦を走り抜ける風 属性攻撃上昇【小】 魂鎖 追駆強化・凝縮 連昇増加+1 追駆強化・一閃 西行 魂 雅 西郷隆盛 防 乱 最澄 迅 雅 斎藤道三 隠 戦 斎藤一 迅 乱 坂田金時 防 雅 坂上田村麻呂 攻 雅 坂本乙女 攻 乱 坂本龍馬 賭 乱 雪原を泳ぐ潜鬼 新進気鋭 白刃の閃き 断奪・生 おみくじ強化・増幅 異彩【大】 佐々木小次郎 迅 戦 佐々木導誉 賭 武 真田幸村 攻 戦 猿飛佐助 迅 戦 宍戸梅軒 隠 戦 静御前 魂 武 清水次郎長 賭 乱 シャクシャイン 迅 安 天翔ける刃 舜天 癒 武 聖徳太子 隠 古 桜、散りゆく覚悟 徐福 癒 古 ジョン万次郎 空 乱 児雷也 隠 安 「影が信ずるもの」クリア後イベント 菅原道真 空 雅 スサノオ 攻 古 鈴鹿御前 空 古 世阿弥 魂 武 清少納言 癒 雅 雅を食い荒らす巨鬼 救援上手 魂鎖 祓力上昇 治癒強化・周囲 癒特化・激励 雪舟 隠 武 蝉丸 魂 雅 一閃の風、来たり 気力回復上昇【小】 俊足 属性攻撃上昇【中】 追駆増加+2 魂鎖 千利休 癒 戦 千姫 癒 安 破壊の大天狗 蘇我入鹿 隠 古 砂塵吹き荒れ、巨鬼出づる 気力回復上昇【小】 俊足 気力回復上昇【中】 秘針増加+2 会心力上昇【中】 蘇我馬子 隠 古 衣通姫 癒 古 大黒屋光太夫 賭 安 平敦盛 魂 武 平清盛 迅 武 疾風の狩人 気力上昇【小】 俊足 心技体【小】 韋駄天強化・俊足 気力回復上昇【中】 平教経 攻 武 疾風の狩人 気絶無効 闘志 魂鎖 吸生延長+5 攻撃力上昇【中】 吸生強化・増幅 吸生短縮 攻撃力上昇【大】 平将門 攻 武 氷炎の戦鬼 属性攻撃上昇【中】 鬼千切初段 体力上昇【中】 破敵ノ法強化・凝縮 追駆強化・追尾 高杉晋作 迅 乱 高橋泥舟 防 乱 滝夜叉姫 隠 雅 武田信玄 隠 戦 状態異常強化【小】 気絶無効 魂鎖 隠特化・急襲 秘針延長+5 武内宿禰 隠 戦 伊達政宗 攻 古 六章 禍々しき戦鬼 マガツイクサ 田中久重 隠 乱 玉藻前 癒 武 千葉さな子 迅 乱 千葉周作 空 乱 茶々 魂 戦 塚原卜伝 防 戦 物見隊救出ノ任 炎上無効 気力回復上昇【小】 韋駄天延長+5 冷静沈着 防御力上昇【中】 ツクヨミ 癒 古 天海 癒 安 道鏡 癒 雅 白蜘蛛襲来 防御力上昇【小】 武神ノ砦増加+2 精神統一 堅甲増加+1 挑発強化・慈愛 東洲斎写楽 魂 安 遠山金四郎 攻 安 常盤御前 癒 武 疾風の狩人 回復速度上昇【小】 治癒増加+1 武神ノ砦増加+2 救援上手 属性防御上昇【中】 徳川家光 空 安 徳川家康 防 安 風来坊の鎮魂歌 徳川慶喜 隠 乱 徳川吉宗 攻 安 刀自古郎女 魂 古 巴御前 攻 武 豊臣秀吉 迅 戦 戦に飛来せし凶鳥 気力上昇【小】 意気軒昂 鬼千切初段 科戸ノ風増加+1 気力上昇【中】 直江兼続 防 戦 中岡慎太郎 空 乱 中臣鎌足 空 古 中大兄皇子 防 古 中野竹子 攻 乱 那須与一 魂 武 新島八重 魂 乱 新田義貞 防 武 二宮尊徳 癒 安 額田王 魂 古 ミズチメ探索ノ任 鼠小僧 迅 安 ねね 空 戦 濃姫 隠 戦 野見宿禰 攻 古 畠山重忠 防 武 服部半蔵 迅 戦 光源氏 癒 雅 土方歳三 防 乱 影が信ずるもの 日野富子 賭 武 卑弥呼 空 古 泡沫夢幻 睡眠無効 魂鎖 祓力上昇 縮地増加+5 縮地強化・転移 平賀源内 隠 安 風魔小太郎 迅 戦 藤原純友 賭 雅 藤原秀郷 隠 雅 藤原道長 空 雅 伏姫 空 安 弁慶 攻 武 獄炎の決戦 北条早雲 防 戦 北条時宗 隠 武、 六章 海鳴響き、戦鬼来たる タケイクサ 北条政子 空 武 宝蔵院胤栄 空 戦 細川ガラシャ 癒 戦 本願寺顕如 魂 戦 悪食の巨鬼 本多忠勝 防 戦 前田慶次 賭 戦 まつ 癒 戦 松尾芭蕉 隠 安 水戸光圀 空 安 源為朝 攻 武 源博雅 迅 雅 源義経 迅 武 源頼朝 防 武 源頼政 空 武 源頼光 攻 雅 初陣 攻撃力上昇【小】 体力上昇【中】 魂鎖 吸生増加+1 渾身強化・猛攻 宮本武蔵 攻 戦 紫式部 迅 雅 毛利元就 隠 戦 物部守屋 防 古 桃太郎 迅 武 柳生十兵衛 攻 安 柳生宗矩 攻 安 山岡鉄舟 攻 乱 ヤマトタケル 攻 古 ヤマトヒメ 魂 古 山上憶良 隠 雅 タケイクサ捜索ノ任 山本勘助 空 戦 由井正雪 防 安 吉田兼好 空 武 吉田松陰 隠 乱 吉野太夫 隠 安 災いの紅翼 状態異常強化【小】 毒無効 救援上手 吸生強化・増幅 気力回復上昇【中】 雷電爲右エ門 防 安 渡辺綱 攻 雅 「風来坊の鎮魂歌」クリア後イベント
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登録日:2014/05/06 Tue 14 32 49 更新日:2023/12/30 Sat 01 20 16NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 PSP PSVita PlayStation Portable PlayStation Vita オメガフォース ゲーム コーエーテクモゲームス ハンティングアクション モノノフ 和風 妖怪 狩りゲー 討鬼伝 討鬼伝 極 討鬼伝2 鬼 討鬼伝とは、コーエーテクモゲームスより2013年6月27日にPSVita及びPSPで発売されたハンティングアクションゲームである。開発は無双シリーズでおなじみのオメガフォース。 2014年8月28日には様々な要素が加わった「極」が発売。 2016年6月30日には「2」が発売。 ◆概要 本作では力なき人々を守るために“鬼”と呼ばれる異形の存在に挑むモノノフたちの戦いを描く。プレイヤーは「ウタカタ」と呼ばれる里に新たに派遣されたモノノフとなり、世界の滅びを阻止するべくこの世に現れた鬼との終わることのない戦いに身を投じることになる。 ◆あらすじ 古より、“鬼”と呼ばれる異形の存在と戦う者たちがいた。彼らを称して「モノノフ」(鬼ノ府)という。 千年の長きに渡り「モノノフ」は歴史の影で人の世を守り続けてきた……。 しかし、太平の時代の末、突如、大いなる災厄が訪れる。時が歪み、天地が裂け、各地に異界が出現……。 かつてない大量の“鬼”があふれ出したのである。 多くの土地が“鬼”に飲み込まれる中、「モノノフ」は生き残った人々を里に迎え入れ、“鬼”に立ち向かった。 七日七晩……短くも熾烈な戦いの後、かろうじて人間の勢力圏を守り通した。 後に“オオマガドキ”と呼ばれるこの災厄を経て、「モノノフ」は人の世を守り、治める組織として、歴史の表舞台に立つこととなった。 それから八年――。 いまだ終わらぬ“鬼”との戦いの最前線に、新たな戦士が派遣される。 人の世を滅びから守るため、モノノフたちよ、“鬼”を討て! ◆戦闘システム ★武器 太刀・双刀・槍・手甲・鎖鎌・弓の6種類。 ○太刀 攻撃の速さ、範囲、威力のバランスがよく、扱いやすい武器。敵の攻撃を避けながら攻撃できる翻身斬や、力を溜めて衝撃波を放つ真空斬などを使い分ければ、多彩な立ち回りができる。癖があまりないため初心者にオススメ。 ○双刀 両手に持った小太刀で素早い連続攻撃を繰り出し、手数でダメージを稼ぐ武器。空中と地上を自在に移動でき、空中での攻撃手段も豊富に持っているため、高さを意識した幅広い立ち回りが可能である。ただし、ダメージを稼ぐためには相手に密着する必要があるため、被弾しやすい。 ○槍 中距離からの突き攻撃を主力とするため、相手とある程度間合いをとって立ち回れる。槍の柄で近くの敵を殴ることも出来るため、近距離での戦闘も多少は可能。突進してくる敵にカウンターを加えることもできる。一方で、溜め攻撃が主な火力源である為、動きまわる敵は苦手。 ○手甲 リーチが短く攻撃範囲も狭いため部位破壊に関しては微妙だが、それを十分に補う程の火力を誇る。ガードが出来る唯一の武器でもある。高い場所の部位破壊を他に任せられる場面ではその偉大な攻撃力が討伐速度で輝く。 ○鎖鎌 鎌攻撃と分銅攻撃を併せ持つ武器。近~中距離を自在に動き回りながら攻撃を繰り出すことができる。分銅の溜め攻撃で敵に張り付くことが可能で、さらに、「瞬迅印」を発動することで常時鬼に張り付きながら攻撃できるなど、非常にトリッキーなアクションが特徴である。 ○弓 遠く離れた距離から攻撃できる唯一の武器。溜めることで威力を上昇させることができる通常攻撃と、番える回数で性能が三種類に変化する番え攻撃を使い分けることで小型鬼から大型鬼まで幅広く対応することができる。しかし、近距離の敵に対応する手段に乏しいため、他のモノノフの援護の有無よって両極端な結果になりやすい。 ☆極から追加された武器 ○金砕棒 手甲よりリーチの長い重打撃武器。先端で攻撃することで威力が上がる「豪打」が発生し、豪打を連続で当てると「豪腕状態」となり攻撃速度と溜め速度が上昇する。手甲と違いガードはできないが敵の攻撃を受け止め、跳ね返すことが可能。 ○薙刀 攻撃範囲と速度を兼ね備えた切断武器。攻撃を当て続けることで「連舞状態」になり複数部位への攻撃が可能になる。また、「流転」によってあらゆる攻撃を受け流し、絶え間なく攻撃を続けられる。 ○銃 弓に続く遠距離武器。鬼に備わる「霊脈」という部分を撃つことでダメージが上がる。「狙撃弾」「散弾」「爆発弾」「貫通弾」「吸引弾」「時限弾」の6種類の弾丸があり、銃ごとにどれか3種が決められている。 ☆2から追加された武器 ○盾剣 右手に剣、左手に盾を持つ。盾で攻撃を受け止めつつ剣で攻撃するのが基本だが、盾にも刃が仕込まれており、それによって攻撃的な立ち回りができる。 ○仕込鞭 苦無を発射することで遠距離にも対応できる近距離武器。複数の部位を一度に攻撃できる。刺した苦無を積極的に爆発させることで、鬼千切に必要な武器ゲージを全武器中トップクラスに早く溜めることができる。防御技がないので、適切な位置取りを心がける必要がある。 ★ミタマ 日本史上に名を残す200名以上の英雄の魂。8種類の戦闘スタイルに分かれており、モノノフはミタマを武器に宿すことで、「鬼祓い(Rボタン)」+□or△or〇or×ボタンで戦闘スタイルに応じた“タマフリ”という特殊な力を発動させることができる。また、ミタマはレベルを上げる事により様々なスキルを1名につき3つまで(4つ目以降はいずれかのスキルを消去しなければならない)習得することができる。鬼は強い魂を喰らい体内に取り込むことで自身をさらに強化することができるため、現在は大半が鬼の体内に囚われてしまっている。 2ではごく僅かだが、日本以外の歴史上人物や神話の人物もミタマとして登場した。 ☆ミタマの戦闘スタイル一覧 ○攻 攻撃を得意とする戦闘スタイルで、自身の攻撃力などを上昇させるタマフリを持つ。鬼祓い中に気力回復速度が上昇する。 ○防 挑発や被ダメージ緩和など、守備や自他の生存に特化した戦闘スタイル。鬼祓い中、「防御ゲージ」を回復する。「防御ゲージ」はゲージが0になるまで本来体力が受けるダメージを肩代わりする。 ○癒 自分や仲間の回復を得意とする戦闘スタイル。回復効果を持つタマフリ以外にも、自身の回復技の効果を上昇させたり、味方に攻撃を当てることでその味方にかかっている状態異常を回復させたりすることができる。 ○隠 特殊な立ち回りを得意とする戦闘スタイル。設置型のタマフリなどを持ち、敵を背後から攻撃したときに会心率が上がる特性を持つ。 ○迅 素早い立ち回りを得意とする戦闘スタイル。あらゆる行動で消費する気力が減少する。気力消費が激しい武器と相性が良い。 ○魂 遠距離攻撃を得意とする戦闘スタイル。鬼祓い中に「魂ゲージ」が溜まる。「魂ゲージ」が溜まるほど、タマフリによる遠距離攻撃の威力が上昇する。 ○空 空間を操り、特殊な補佐を得意とする戦闘スタイル。鬼祓い中、鬼祓い範囲内の味方のタマフリ使用間隔を短縮する。 ○賭 運頼みの戦闘スタイル。鬼祓いに成功すると、いずれかのタマフリの回数が回復する。 ☆極から追加されたスタイル ○壊 部位破壊に特化した戦闘スタイル。鬼を倒すか部位を破壊すると一定時間攻撃力が上昇する。 ○献 味方の支援を得意とする戦闘スタイル。ダメージの一部を肩代わりするタマフリ・仲間が無敵になる代わりに自身の体力が減少するタマフリがあるため、回避や防御に慣れたプレイヤー向き。 ☆2から追加されたスタイル ○繰 繰鬼という精霊のようなものを召喚し、五大属性の攻防支援を行う戦闘スタイル。鬼祓い中に十字キーで操る属性を変更する。 ★表層破壊と部位破壊 大型の鬼は驚異的な力を宿しているため、通常時は攻撃しても体力は減少しない。鬼の体力を削るためには「マガツヒ」という体内の生命力が露出した状態にする必要があり、体の一部を「部位破壊」するか、鬼の表層に一定以上のダメージを与えて表層を破壊することで一時的に全身をマガツヒ化させなければならないのである。 2では、「鬼葬(おにはぶり)」を使う事で、大型の鬼の部位を生命力ごと破壊、もしくは破壊済みの部位の生命力その物を破壊する「完全破壊」が追加された。 例えば足を完全破壊すると鬼は立てなくなり、移動速度が大幅に遅くなったり、腕を完全破壊すると、腕を使った攻撃が使えなくなるなど、戦略的なメリットは大きい。 ただし、完全破壊できる部位は各種決まっており、全ての部位を完全破壊できるわけではない。 鬼葬が使用可能な状態で鬼ノ手を構えると、完全破壊が可能な部位は白く光る。 また、鬼によってはタマハミ中やタマハミ後のみ完全破壊可能な部位も存在する。 鬼によっては、完全破壊後に攻撃方法が大きく変化する種類も存在し、必ず有利になる訳ではないので注意が必要。 ★その他のモノノフの能力 ○鬼千切(△+〇) 武器ゲージが最大まで溜まった時のみ使用可能。極限まで高めた己の魂の力を込めた一撃を放つ。小型鬼を瞬殺し、大型鬼の部位を一撃で破壊する。 ○鬼ノ目(SELECT) 鬼の残り体力や表層耐力、破壊可能な部位及びその状態を確認することが出来る。使用中は自動的に気力を少しずつ消耗していく。他にも、鬼ノ目を使わなければ見付ける事の出来ないアイテムや地祀石(回復ポイント)、特殊な小型鬼などを発見することが出来るようになる。 ○鬼祓い(R) 光の陣を作り出し、陣の中にある鬼の死体や切り離した部位などを浄化・封印する。大型鬼の部位は破壊しても一定時間経てば再生してしまうが、鬼祓いによって破壊した部位を封印することで部位の再生を阻止することができるのである。浄化した死体や部位からは素材が出る。体力が尽きた仲間を復活させる力も持つ。 ◆作中用語 ○“鬼” 絶大な力と驚異的な回復力を持つ異形の存在。人間の魂を喰らい、己の生命力に変えて活動する。時間の概念を超越した存在であるため、現在と過去を行き来することができる。知能が高く、自分が仕掛けた罠にモノノフを誘い込んだり、上位の鬼が下位の鬼を使役したり、指揮官の指示に従って組織的な行動をとったりなど、高度な知性や社会性を有していることが窺える。ちなみに、鬼が戦闘時に上げる声は単なる咆哮ではなく、鬼独自の言葉を叫んでいるという設定らしい。 亜種に相当するものとして、各鬼には体色や属性が異なる「変異種」が存在する。 大型の鬼の変異種は、名前が原種とは異なり、種類によっては体の一部が原種とは異なる形状に変化している。 小型の鬼の変異種は、名前の後に「不浄」「黄泉」「朧」の何れかが付く。 「不浄」は異界に長く適応し、より多く瘴気を吸収した事で、炎熱や水氷の属性を得た個体。 「黄泉」はより多くの魂を喰らった事で、一段強力になった個体。風雷の属性を得ている。 「朧」は鬼ノ目でしか見えない、白い希少な個体。多くのハクが獲れる他、英雄のミタマを呑み込んでいる事もある。 ○オオマガドキ(大禍時) 八年前に起きた鬼の大量発生現象。七日七晩に渡る戦いの末にモノノフたちにより一旦は鎮圧されている。この事件によって日本のほとんどが壊滅した。 ○異界 オオマガドキと鬼の影響によって時間と空間が歪んだ場所。鬼の勢力圏であり、モノノフと鬼の戦場。鬼が食らったミタマの影響で歴史的な場所や建造物が歪んだ形で出現している。「古」「雅」「武」「戦」「安」「乱」の6つの領域に分かれている。 ○鬼ノ府(モノノフ) 昔から人々を守るために鬼と歴史の影で戦い続けてきた組織。8年前のオオマガドキをきっかけに統治機関としての側面も持つようになった。 ○中つ国 現在、日本に残っている人類の勢力圏。鬼ノ府の本拠地である霊山を中心に、複数のモノノフの里から成り立つ。ひとつひとつの里には独立した統治権限があり、複数の里による連合国体制をとっている。 ○モノノフ 鬼ノ府に所属し、鬼を討伐する戦士達のこと。「鬼を討つ鬼」「金眼四ツ眼の守り人」などともよばれる。 ○神垣ノ巫女(かみがきのみこ) 霊山から各里に一人ずつ配属される特別な巫女。鬼や鬼が発する瘴気が里に侵入することを阻止するために里の周囲に結界を張ったり、物質やミタマに残る残留思念を読み取ったりする能力を持つ。これらの能力を行使することは体に強い負担を与えるため、短命の者が多い。 ○ウタカタ 主人公が配属されるモノノフの里。異界に隣接している。本作の主な登場人物は全員がこの里の住人である。 ○禊場 ウタカタに存在する施設。体を清める事で、一時的にスキルを得ることができる。男と女で使用する時間帯が異なる(青い看板の時は男、赤い看板の時は女が使用出来る)が、異性の使用時間に入ることも普通に可能。先に誰かが入っていると、禊場限定の衣装(滝打ちの修行僧のような格好。透け具合からして下には何もつけてない)を見ることができる。相手が異性の場合、はじめのうちは追い出される(この場合、禊ぎ場の効果は得られない)が、仲良くなると2人で清めることができる。その場合、一緒に清めたキャラに応じて特殊なスキルがつく。主人公がためらいなく異性の使用時間に禊場を利用するのはこれが理由であり、決してやましい理由があるわけではない。ないったらない! ○天狐(てんこ) ウタカタに住んでいる狐に似た不思議な生物。知能が高く、人間の言葉がわかる。飼い主のために素材を集めて来てくれる。 ◆登場人物 ○主人公 新しくウタカタに配属された新人モノノフ。あずまの地の出身。その道行きには、数々の出会いと試練が待ち構えている。戦いの果てに何を掴むのか。それはプレイヤーの手に委ねられている。 ○桜花(おうか) 武器 太刀/戦闘スタイル 防/CV 浅野真澄 組織内でもトップクラスの実力を持つウタカタのエース。新人の頃より進んで危険な任務に赴くことでモノノフとしての力を磨いてきた。鬼を討ち果たすことを己の使命としており、そのためには命を投げ出すこともいとわない。面倒見がよく、まだ新人の主人公にも親切に接する。妹である橘花を何より大切にしている。 ○息吹(いぶき) 武器 槍/戦闘スタイル 魂/CV 野島健児 実戦経験豊富な槍使い。普段は軽薄かついい加減なふうを装っているが、本来の性格は冷静かつ慎重。仲間を戦場から必ず生きて返すことを信条としており、仲間の命のために命令や規則を度々無視するため、高い実力を持ちながらも組織内の評価はあまり高くない。 ○初穂(はつほ) 武器 鎖鎌/戦闘スタイル 迅/CV 野中藍 鎖鎌を操る天真爛漫なウタカタのムードメーカー。少々意地っ張りだが、明るく賑やかな性格。何故か自身をウタカタのモノノフの中で最も年長であると言い張っている。自分のいた場所への郷愁を捨てきれずにいる。 ○富嶽(ふがく) 武器 手甲/戦闘スタイル 攻/CV 福原耕平 拳一つで戦場を渡る百戦錬磨のつわもの。言動は粗暴かつ荒っぽいものの、根は仲間思いであり面倒見もいいため、周囲からは兄貴分として慕われている。 ○那木(なぎ) 武器 弓/戦闘スタイル 癒/CV 佐藤朱 正確無比な弓の名手。真理の探求を志す学者でもあり、鬼の研究を生業としている。柔和で人当たりがよく心優しい性格だが、一度説明を始めると止まらない「説明魔」でもある。知的好奇心が旺盛であり、興味のあることには子供のようにはしゃいでしまうことも。 ○速鳥(はやとり) 武器 双刀/戦闘スタイル 隠/CV 中尾良平 組織内での面倒事を引き受ける孤高の仕事人。指示や指令を忠実に成し遂げることを信条とする。必要以上の事は語らない寡黙な性格。実は天狐のようなかわいいものが好き。 ○大和(やまと) CV 高塚正也 ウタカタの代表者。他のモノノフを指揮統括する。かつては英雄とも呼ばれたほどの凄腕のモノノフであったが、オオマガドキで片目を失ったことで現在は前線から身を引いている。基本的には自他に一切の甘えを許さない厳格な人物だが、仲間の身や心情を案じて励ましたりなど、本質的には慈悲深く情に厚い。木綿の父でもある。 ○橘花(きっか) CV 庄司宇芽香 ウタカタの神垣ノ巫女で、桜花の妹。里の周囲に結界を張り、鬼の侵入を防ぐ役を担う。巫女としての力を行使することで自らの体が衰弱し、死が近づくことを内心では恐れているものの、責任感が強く負けず嫌いな性格であるため、ウタカタの里を守るためならば自らの死も受け入れようと懸命に努力している。 ○秋水(しゅうすい) CV 赤羽根健治 モノノフの研究員。鬼の生態や弱点を分析し、モノノフたちに戦術情報を提供する役目を担う。冷静かつ物静かな人物。 ○木綿(ゆう) CV 斉藤佑圭 モノノフ本部の受付嬢。大和の娘でもある。明るく優しい性格で、誰にたいしても分け隔てなく接する。ウタカタに住む男性たちのアイドル的存在。 ○たたら CV 川津泰彦 鍛冶屋。モノノフ達が持ち帰る素材を加工して、武具を作り出すことを生業としている。非常に頑固な性格。頼まれたものはどんな物でも作ることを信条としている。 ○樒(しきみ) CV 牛田裕子 ミタマを祀る祭祀堂の巫女。モノノフとミタマの結びつきを強め、力を引き出すことができる唯一の人物。非常にマイペースな性格。趣味は貯金。 ◆鬼 小型鬼 ○ガキ(餓鬼) 鋭い爪と突き出た腹を持つ小型の鬼。異界の至る所で見かけられる。基本的には常に群れで行動し、人間を見つけると一斉に襲い掛かってくる。 変異種に、より異界に適応した青い「不浄」と、多くの魂を食らい知性が向上した「黄泉」が存在する。 ○サザガニ(細蟹) 蜘蛛に似た姿の小型の鬼。局所的に大発生する事がある。猛毒を吐き出す為、新米モノノフにとっては注意を要する相手となる。 変異種に、睡眠毒を持つ白い体色の「不浄」が存在する。 ○ノヅチ(野槌) 長大な体を持つ鬼。普段は人に興味を示さず、異界をのんびり徘徊している。時折、地面を咀嚼し、正体不明の物質を吐き出しているが、これは世を異界に作り変える行動と考えられている。 変異種に、鬼の目でしか見られない、白い体色の「朧」が存在する。目撃例が滅多に無く、白いノヅチを見つけると幸運が訪れると噂されている。 ○オニビ(鬼火) 燃え盛る炎に包まれて宙を漂う鬼。普段はあまり動かず、周囲を伺う様子を取ることから、物見のような役割を担っていると考えられる。近づくと炎を吐いてくる。 変異種に、鬼の目でしか見られない、白い体色で緑色の炎に包まれている「朧」が存在する。 ○オンモラキ(陰摩羅鬼) 大きな耳で羽ばたき、飛行する蝙蝠のような小型の鬼。距離を取れば雷球を吐き出し、近づけば鞭のような尻尾で攻撃する。 氷の息を吐く青い「不浄」と、落雷攻撃をする「黄泉」が存在する。 ○ドリュウ(土竜) 地中に潜む目の無いミミズのような鬼。音や振動で獲物の接近を感知し、突如、足元から襲い掛かる。 普段は地中の魂を喰らうが、異界化が進む領域では、積極的に地上の生物に襲い掛かる。 氷水の力を手に入れた青い「不浄」が存在する。 ○キンキ(金鬼) 金属質の皮膚を持つ鬼。脚部が退化して存在しておらず、腕で這うように移動するので動きは遅い。しかし、右腕は極端に発達しており、そこから繰り出される一撃は、強固な鎧をも打ち砕くほどの威力を持つ。 氷の力を手に入れた青い「不浄」が存在する。より多くの瘴気を吸収し、年を経た個体とされている。 ○ナキサワ(鳴沢) 蝦蟇に似た姿を持つ鬼。鈍重そうな外見に似合わず攻撃的で、人間を見かけると襲いかかってくる。猛毒の霧を吐き出し、獲物の動きを鈍らせてから、棘のある舌で絡めとる。 炎の力を手に入れた赤い「不浄」が存在する。 ○モノイワ(物岩) 亀のような姿をした鬼。小型鬼の中ではかなり大柄。水辺を好んで徘徊している。甲羅は岩石のように強固で、あらゆる攻撃を跳ね返す。腹甲は比較的柔らかいので、転倒させたうえで攻撃を加えるのがよい。 炎の力を手に入れた赤い「不浄」が存在する。 2では、回転攻撃中に鬼返を使う事で、転倒させる事ができる。 ○ヌエ(鵺) 猿の頭、虎の胴体、蛇の尾を持つ鬼。小型鬼の中でも上位の種類とされている。動きが素早いうえに、鋭い牙と爪を駆使した、強力な攻撃を持つ。経験の浅いモノノフにとって脅威となる存在。 多くの魂を食らい、雷の力を手に入れた「黄泉」が存在する。こちらは、漆黒に近い体色であり、並の大型鬼に迫る力を持つ。 ○ワイラ 赤い甲殻に覆われた、巨大な鉤爪を持つ鬼。下半身は蛇のような形状で地面を滑るように動き、火炎の息を吐き出す。獰猛な性質で、人間を見ると襲い掛かってくる。小型の鬼でも上位の種類とされている。 「新米狩り」と呼ばれるほど経験の浅いモノノフの犠牲者が多い。 多くの魂を食らい、雷の力を手に入れた黄色の「黄泉」が存在する。熟練のモノノフには発見次第、討伐が義務付けられているようだ。 ○マフウ(魔風) つむじ風と共に現れる、翼を持った烏天狗のような鬼。小型と分類される鬼の中で、最上位の種類と目される。 知能が高く、力も強い。空を舞いながら、巧みに間合いを取り、モノノフを翻弄する。 雷の力を手に入れた金色の「黄泉」が存在する。こちらは、大型鬼と同じかそれに匹敵する力を持ち、腕に自信が無いモノノフには戦略的撤退が推奨されている。 中型鬼 ○ヒダル 長い腕と巨大に膨れた腹を持つ鬼。ガキとは同じ種族らしく、 多くの魂を喰らい年を経たガキであり、ガキ達をまとめる長とされている。 長い腕を使った攻撃や汚物を吐き出す攻撃の他にも、 膨れた腹を叩いて、複数のガキ達に指示を送ったり、パワーアップする。 ○ダラシ ヒダルの変異種。 ○グヒン(狗賓) ○マカミ(真神) ○ムクロマネキ(骸招) 蟹のような鬼。鬼の死骸を寄せて背中を守る殻にする事からこの名前が付いた。 横歩きしながら右手の鋏で攻撃したり、口から毒の泡を吹き出したりする。 ○カバネヒキ(屍引) ムクロマネキの変異種。 水氷の力を宿してるのに、乾燥した砂地を活動拠点にしているという変わった生態を持つ。 大型鬼 ○ミフチ(深淵) 獅子のような頭に蜘蛛の体を持つ鬼。民間で語られる「牛鬼」と同一の存在とされている。 最もポピュラーな大型鬼であり、この鬼を討つ事が一人前のモノノフの証とされている。 ○マフチ(真淵) ミフチの変異種。体色はミフチとは正反対の白色であり、 原種より大振りに発達し、血に塗れた色のような前脚の爪が特徴。 ○カゼキリ(風切) 靭やかな体躯を持つ四足獣のような鬼。風を切って疾駆する姿から、この名が付けられた。 ○アマギリ(天切) カゼキリの変異種。天すら切り裂く刃を持つ鬼。 ○クエヤマ(崩山) 山の如き巨躯を持つ鬼。序盤に登場する大型鬼では、かなり巨大。 その巨体から繰り出される攻撃を受ければ、全身の骨を砕かれるだろう。 タマハミ化すると、腹が裂けて内部の巨大な口が開く。 ○ワダツミ(海神) クエヤマの変異種。海原の神の名を持つ鬼。 深青の巨躯から、霜氷の攻撃を繰り出してくる。 ○ヒノマガトリ(火凶鳥) 四枚の翼を持つ鳥のような鬼。炎の力を身に宿し、灼熱の吐息で獲物を焼き焦がす。 また、小型の鬼を呼び出して使役する姿が目撃されており、鬼の社会性についての研究に一石を投じている。 ○アメノカガトリ(天輝鳥) ヒノマガトリの変異種。風雷の力を身に宿しており、紫電を放って敵を焦がす。 ○ツチカヅキ(土潜) 巨大な腕鰭を持つ大型の鬼。本来は地面を掘り進むために使われると思われる腕鰭は、力強く発達しており、振り回されるだけで驚異的な破壊力を発揮する。 2では有料DLCのみで登場。 ○ホムラカヅキ(炎潜) ツチカヅキの変異種。外殻の隙間に溶岩を蔵しており、攻撃の度に炎が弾ける。 一説に、ツチカヅキは年を経ると溶岩の海に向かい、力あるものがホムラカヅキに生まれ変わるらしい。 2では有料DLCのみで登場。 ○タケイクサ(建軍) 猛々しい武将の如き鬼。四本の腕を持ち、右半身が水氷、左半身が炎熱とそれぞれに攻撃を使用する。 足は退化して存在しない為、動きは遅い。 タマハミ化すると、四本の腕で逆立ちしながら移動するようになり、動きが早くなる。 ○マガツイクサ(禍ツ軍) タケイクサの変異種。凄まじく濃い瘴気を身に宿し、こちらは右半身が風雷、左半身が大地の力を宿す。 モノノフ達の間に流れる風説によると、かつては二本の脚があり、伝説のモノノフによって断たれ、封印されたという。 ○ミズチメ(水蛇女) 下半身が二本の蛇となった女性型の鬼。脚部が蛇のような形状をしていることから、この名がついた。 水氷の力を持つ他、知能が高く、呪術のような技も使用する。 タマハミ化すると背中の殻を分離するが、この殻は暫くするとミズチメ自身が着火し、大爆発を起こす危険な物。 しかも分離する度に再生するので、鬼祓いで防ぐ必要がある。 奇病「夢患い」の原因とされる。 ○カガチメ(巨蛇女) ミズチメの変異種。呪術に長け、風雷を自在に操る。「かがち」の名は、巨蛇(かがち)の事とも、風霊(かざち)の事とも言われる。 ○ダイマエン(大魔縁) 巨大な鷲のような鬼。その翼は岩のように硬く、刃のように鋭い。羽ばたける構造ではないことから、鬼特有の力によって、巨体を飛行させているのだと考えられている。また体内に爆発性の岩石を蔵し、上空から地上を攻撃する。 ○インカルラ(陰迦楼羅) ダイマエンの変異種。霊鳥の名を持つ鬼。一説に、空の彼方、星の海へ飛び去ったダイマエンは、インカルラとなって戻ってくるという。 ○ゴウエンマ(業焔魔) 圧倒的な体躯に炎熱を宿す鬼。下位の鬼を支配して、組織的な行動を取らせる、指揮官のような存在と思われる。 ○ダイテンマ(大天魔) ゴウエンマの変異種。雷雲をまとった蒼黒の巨躯には、膨大な風雷の力が満ちている。 ○クナトサエ(岐塞) 巨大な甲羅を持つ亀のような上位の鬼。甲羅は圧倒的な硬度を持ち、強力な結界を張る能力を使用して鬼の本拠地を防衛する役割をする事から「塞ぐ者」の異名を持つ。 ○ヨミトサエ(黄泉戸岐塞) クナトサエの変異種。生者と死者の国を分かつ巨岩の名で呼ばれる鬼。 その甲羅は現世と異界全ての物質の中で最も硬いという。 ○ヤトノヌシ(夜刀主) 蛇のような下半身と、棍棒と剣を持った四本腕の上半身を持つ上位の鬼。 圧倒的な腕力と絶大な呪力を誇る。また知能が高く、タマフリに似た能力を使いこなす。 2では無料の大型アップデートで追加された「遺跡探索任務」のみで、一定確率で登場する。 ○オカミヌシ(淤加美主) ヤトノヌシの変異種。水神の名を持つ鬼。腕力、呪力ともにヤトノヌシを凌ぎ、炎と氷の力を身に宿す。 地面から削り出した剣と棍棒を持つヤトノヌシに対し、こちらは氷の剣と溶岩の棍棒を持つ。 2では無料の大型アップデートで追加された「遺跡探索任務」のみで、一定確率で登場する。 ○トコヨノオウ(常夜王) 王の名で呼ばれる最上位の“鬼”。異界の彼方より降臨し、この世にオオマガドキを告げる。 圧倒的な力の前に人はただ絶望し、ひれ伏すしかないという。クナトサエとヤトノヌシに類似した鬼が融合した姿をしている。 2では有料DLCのみで登場。 ○トコヨノオオキミ(常夜大王) トコヨノオウの変異種。トコヨノオウを凌ぐ、王の中の王とされる鬼。 ○ケルベロス 『ソウル・サクリファイス』とのコラボで登場。PS Vita版限定。 この世とも鬼の世とも異なる世界から現れた「魔物」。鬼に匹敵する凶暴性を持った禍々しい存在であり、モノノフの討伐対象に加えられている。 極から登場する大型鬼 ○オラビ(叫) 極彩色の翼で天を駆けるヒノマガトリと似た姿の大型“鬼”。女性の叫び声にも似た甲高い声を上げることから、この名が付けられた。 その機動力と声によって、“鬼”同士の連絡役を担っていると推測される。 2では有料DLCのみで登場。 ○オメキ(喚) オラビの変異種。煌く翡翠色の翼を持ち、その鳴き声は風を呼び、雷を生み出す。 原種のオラビよりも戦闘に特化した能力を持っていることから、単なる連絡役に留まらず、北の鬼の先陣を務める存在であると推測される。 2では有料DLCのみで登場。 ○カゼヌイ(風縫) 猫のような姿をした、女性型の大型“鬼”。愛らしい外見とは裏腹に、その性質は狡猾かつ残忍。背後から音もなく忍び寄り、鋭い爪でモノノフを斬り裂く。 動作の全てが他の鬼と比べて素早く、モノノフの背後を取ろうとする傾向が多い。 また、名前の由来通り、タマハミ時には周囲の風を操り、自身を透明化する。 ○アマモ(天裳) カゼヌイの変異種。天衣を纏うもの、という名で呼ばれる黒の猫鬼。 ○オンジュボウ(怨樹坊) 靭やかな体躯を持つ鬼。山林に棲息しており、体には異界の植物が共生している。 動作が素早くプロレスのような攻撃を仕掛けてくる。 タマハミ化すると、背中から猛毒を持つ異界の木の実を取り出し、それを使った攻撃を行う。 ○ショウケツジュ(焦血樹) オンジュボウの変異種。すさまじいまでの熱量を体内に宿し、その身に触れたものは、体液を沸騰させられ、身の内から焼き焦がされるという。 こちらは炎熱を蓄える異界の植物と共生しており、燃え盛る異界の木の実を使ってくる。 ○ウロカバネ(虚屍) 漆黒の外殻を持つ巨大な鬼。姿はクエヤマと似ているが、体から巨大な角のような棘が幾つか生えている。 その正体は「蝕鬼」が、クエヤマの死骸に寄生して、新たな器として得た物。 2では有料DLCのみで登場。 ○イテナミ(凍波) 美しい女性の上半身に、下半身は蛇となっている鬼。 体組織の半分は霜氷で組成されており、爪は氷上で活動できるように発達している。 タマハミ化すると、後頭部に隠れた蛇の口が開き、蛇のような動作も行うようになる。 このことから、女体は敵を欺く為の疑似餌と推測されている。 主に寒冷地である「乱」の領域(2では「武」の領域)で、その姿が確認される事が多い。 ○ヨモツイラツメ(黄泉郎女) イテナミの変異種。大地の力を操り、獲物を瞬時に死にいたしめる事から「黄泉」の名前で呼ばれている。 ○オノゴロ(自凝) 岩塊のような質感と姿を持つ鬼。 巨大な腕で強力なパンチや、丸まり転がって攻撃するなど、強力な肉弾戦を仕掛けてくる。 また、皮膚が岩のように頑丈で、5つ全ての属性攻撃に強力な耐性を持つ。 北に現れた鬼の一種であり、目撃情報も多いことから、北の鬼の主力をなす存在であると考えられている。 ○アヤナシ(理無) オノゴロの変異種。オノゴロの群れの中に混じって、最近その姿が見られるようなった。 計り知れない防御力を持つことから、「この世の理の枠外にあるか」という意味の名が付けられた。 ○ヤチギリ(八千切) 巨大な二本の牙が特徴の獅子に似た鬼。その牙によって獲物を千々に切り裂く姿から、この名が付けられた。逞しい体躯にはどこか王者の風格が感じられる。 太古の鬼の上位種であり、カゼキリやアマキリとは同族にして、それらを支配する最上位の王とされる。 ○アンクウバッコ(闇空跋扈) 巨大な両翼となった前脚を持つ、蝙蝠のような鬼。 鬼の総大将に仕える親衛隊のような役目を持つ鬼とされている。 骨格がダイマエンと似ているが、こちらは竜巻を起こしたり、 水氷の球を飛ばしてくる。 ○テンキュウバッコ(天穹跋扈) アンクウバッコの変異種。音もなく蒼穹を飛び回る鬼。 巨大な翼膜は本来、長距離や長時間の飛行には不向きだが、テンキュウバッコは天の力を使って、それを可能にしているようだ。 ○イミハヤヒ(忌速火) ○タケハヤミ(建速水) ○コガネムジナ(黄金狢) 希少な鉱石を含んだ金色の外殻を持つ鬼。ツチカヅキとは同種と思われる。 地下鉱脈を拠点とし、オオマガドキの際には多く確認できていたが、 金色の外殻やそれに含まれる希少鉱石目当で、鬼にしては珍しく、欲に目が眩んだモノノフ達に討伐(というよりは乱獲)され続け、 個体数が激減、遭遇できた者は幸運とされる。 討伐任務が存在せず、他の大型鬼の討伐任務に一定確率で混じる形で登場する。 2では主に遺跡内部での任務で、対象の大型鬼の討伐後に一定確率で乱入する形で登場する。 また、無料の大型アップデートで追加された「遺跡探索任務」でも、一定確率で登場する。 ○ゴズコンゴウ(牛頭金剛) 炎熱を宿した牛頭人身の鬼。北の地から来た鬼の一体。 大将格の強力な鬼であり、体躯の特徴や行動などからゴウエンマに近い存在と思われる。 巨大な体躯と左手に持った棍棒を武器とする。 ちなみに、棍棒は体を組成する溶岩のような物質で作られており、左腕を破壊して祓う事で素材として入手可能。 ○メズコンゴウ(馬頭金剛) 水氷を宿した馬頭人身の鬼。ゴズコンゴウの変異種。雄たけびも異なる。 ゴズコンゴウと同様、もしくはそれに匹敵する力を持つ。 ○イヅチカナタ(何地彼方) ○カガヨウモノ(耀揺者) ○ネクチメ(根朽女) 背中の殻が球根、下半身が二匹のムカデのような蟲になった鬼。ミズチメとカガチメとは同種であり、それらの原種とされている。 ○トコヨノメノキミ(常世女王) ○マガツミカド(禍ツ帝) 四本の腕を持ち、見上げる程巨大な体躯を持つ鬼。 四本の腕を除けば、その姿は民間に流布する「鬼」に最も近いとされている。 モノノフが結成される以前の遥か遠い時代から存在したらしい。 上半身の特徴から、タケイクサとマガツイクサはこの鬼の眷属である説や、前述のマガツイクサの風説から、タケイクサの下半身が存在していた姿である説が存在するが、詳細は不明。 登場する鬼の中では最大級の巨躯であり、巨大な金棒を武器にする他、5つ全ての属性の攻撃を自由自在に操る。 タマハミ化すると、額に隠された第三の目が開き、背中には曼荼羅のような光が現れ、座禅をした仏像のようなポーズを取る。 2から登場する大型鬼 ○オヌホウコ(隠這蟲) 緑色の外殻を持つ蟲のような鬼。 恐ろしい顔に怯える新米モノノフが多いが、落ち着いて戦えば新米モノノフでも対処可能なようだ。 ○フシミヅハ(伏水走) オヌホウコの変異種。青い外殻を持ち、水氷の力を宿している。 森林地帯を離れたオヌホウコが、寒冷地に適応した姿と推測される。 余談だが、素材の説明文で「水中を泳ぐ」と書かれており、鬼の中では珍しい水陸両方に適応した鬼だと思われるが、 水中を泳ぐ姿は確認できない。 ○ダイバタチ(大刃断) 四足獣のような鬼。最大の特徴は、先端が巨大な鎌のような刃になった尻尾であり、名前の由来にもなっている。 前述の尻尾を使った攻撃の他にも、竜巻を起こしたり、素早い動きで近接戦などを仕掛けてくる。 タマハミ化すると、尻尾がより凶悪な形状に変化し、空中を一時飛びながら攻撃をするようになる。 ○アマツミツツカ(天津光束) 翼の生えた女性のような姿の鬼。大型鬼の中では一番小さい体躯。 ○ナルハヤテ(鳴疾風) アマツミツツカの変異種。 ○センザンオウ(千山王) 四本の腕を持ち、紫色の巨大な体躯の鬼。これまで多くのモノノフがこの鬼に挑んだが、その全員が返り討ちに遭ったという。 その強大さから、畏怖を込めて「王」の名で呼ばれている。 他の大型鬼を凌駕する巨躯、巨大な棍棒を持つ、四本の腕を使った強力な攻撃など、マガツミカドと共通点が多い。 タマハミ化すると、腕が溶岩が固まったような巨大な石柱のように変化し、リーチが大幅にアップする。 鬼葬で足を完全破壊すると、タマハミ化したタケイクサのように四本の腕で逆立ちを行い、攻撃や行動が大きく変化する。 湾曲した巨大な赤い角を持つが、鬼では唯一、角の破壊が左右別々に分かれている。 ○ウシヲキナ(潮大魚) 手足が生えた鯰のような鬼。外観通り水陸両方に適応した鬼であり、沼地といった水辺に生息している。 水掻きを持つ手足で泥や水を掻き分けて泳ぐ。あるムービーでは砂地の中を平気で泳いでいた。 ○アケハワニ(朱牙和邇) ウシヲキナの変異種。牙の色が赤く染まっており、名前の由来にもなっている。 炎熱の力を宿しており、溶岩の中を泳ぐ姿が確認されている。 ○カシリ(呪詛) 赤い鱗と長い尻尾を持つ有翼の鬼。 最大の特徴として、人間を鬼に変える毒を使用する。そこからこの名前が着いた。 戦闘では呪毒に触れると、一時的にタマフリが使用不可になってしまう。 ○トコイ(呪宣) カシリの変異種。こちらは緑色の鱗を持つ。 カシリと同様、人間を鬼に変える毒を使用するが、こちらは風雷の力を宿している。 ○ハクメンソウズ(白面僧都) 大猿のような鬼。ずる賢く、年を経た個体程その知性が高い事から「賢老鬼」の異名で呼ばれている。 ハクメンソウズの毛を使った武具は持ち主に知恵を授けると噂されており、厄介である事を理解しつつ、この鬼に挑むモノノフ達が後を絶たない。 前述の通り変則的な行動が多く、踏むと爆発する罠を仕掛けたり、こちらの行動を読むかのように、一間ずらした攻撃などを仕掛けてくる。 ○ビャクエン(白炎) 遠い異国から飛来してきた鬼。西洋の伝説に語られる「ドラゴン」と非常に似た姿をしている。 ○コクロウ(黒瀧) ビャクエンの変異種。漆黒の体躯に、極低温の冷気を宿している。 ビャクエンと同様、遠い異国から飛来してきた鬼と考えられるが、詳細は調査中。 ○シンラゴウ(森羅睺) 圧倒的な体躯と巨大な剛腕を持つ鬼。 炎熱の力を宿し、巨大な剛腕を使った攻撃はとても強力。 ○バンケイト(万計都) シンラゴウの変異種。青が掛かった白銀色の体に、水氷の力を宿す。 ○トキワノオロチ(時輪大蛇) ○テンリンカイジャ(転輪廻蛇) 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] …モフモフしているな -- 名無しさん (2014-05-06 16 43 32) 樒さんとお風呂は入れません… -- 名無しさん (2014-05-06 18 16 48) 面白かったけどPSP版はグラフィックが酷いのなんのって…… -- 名無しさん (2014-05-07 11 47 05) ↑Vitaには遠く及ばないにしても、PSPゲームとしてはかなりキレイな水準と聞いたが? -- 名無しさん (2014-05-08 13 32 56) 難易度とやりこみ度なら既にモンハンやGEを超えてると思う、ただゲームデザインが洗練されてないせいで荒っぽく見える -- 名無しさん (2014-05-11 08 36 05) 難易度バランスは良くはないでしょ。一部の鬼は弓か槍じゃないと何もできない時間が多過ぎるしガードが基本アクションじゃないくせに後半は敵の火力が尋常じゃないし。でも一作目と考えると凄く面白かった -- 名無しさん (2014-05-24 16 34 50) 極が良作のようだったら本体ごと買うわ -- 名無しさん (2014-05-24 17 30 57) 無双で開発したモーションを転用出来るから武器をどんどん増やせるのが強みだわ、逆を言えばどこかで見たことあるような動きばっかになるけど、双剣なんてまんまくのいちだし -- 名無しさん (2014-05-24 18 45 07) ミタマ集めは大変だった。朧システムはもっと良くしてもらいたい。 -- 名無しさん (2014-05-24 19 12 15) 那木さんにはお世話になりました -- 名無しさん (2014-06-26 15 55 01) Vitaの狩りゲーでは一番出来が良かったな。 -- 名無しさん (2014-07-08 12 53 42) まあミタマのシステムだけはよかったと思う -- 名無しさん (2014-07-08 14 40 31) 5年ぐらい前に家族ゲームって四コマ漫画で「戦国無双をパクられた意趣返しに、コーエーが日本の鎧や刀を使って妖怪退治をするモンハンっぽい狩りゲーを作るんじゃないか」って話があったが、まさにドンピシャだったな。関係者があの漫画読んでんじゃねーかなってレベル -- 名無しさん (2014-10-15 15 03 00) ストーリーが綺麗に終わったから狩ゲーなのにストーリークリアの充実感が大きかった -- 名無しさん (2015-02-06 11 30 15) 近頃、2も出る予定です。 -- 名無しさん (2015-10-23 02 34 19) 速報。今年の6月30日に2が出るぞ。 -- 名無しさん (2016-04-24 00 14 20) 2は…なんというかだいぶ変わったねぇ。極出るなら薄目なストーリーの補完をお願いしたい -- 名無しさん (2016-08-09 15 10 50) 続報はまだか…… -- 名無しさん (2019-02-03 12 26 28) なんでSwitchで出ないんだろうと知恵袋で聞いたら「単純にそんな人気がない」とバッサリだったでござる…… -- 名無しさん (2019-05-10 11 05 25) ホロウって2で明らかになった古代文明滅亡後に千年前の世界にやって来てって -- 名無しさん (2020-01-10 00 34 52) ムスヒや千歳とでモノノフを創設したってことでいいんだよな? -- 名無しさん (2020-01-10 00 35 38) 名前 コメント
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PS4 討鬼伝 極 初回封入特典 ミタマ「杉文」ダウンロードコード ゲーム発売日:4月23日 PlayStation 4で“鬼”を討て!『討鬼伝 極』がついにPS4に登場─ リアルな“鬼”討ちを体感せよ ~グラフィックが大幅に進化~ PlayStation 4の性能を生かし、グラフィックのクオリティが大きく進化する。 キャラクターの質感、フィールドの表現、プレイの臨場感が格段に増す。 2014年公開。 https //www.youtube.com/watch?v=8K2rXsis-B0 監督 金井次朗 作画監督補佐 富永拓生 動画検査 梶谷睦子 美術監督 伊藤裕之 色彩設計 成畑愛和 CGI監督 佐野雄太 音響効果 北方将実 ミキシング・録音 大石幸平 アニメーション制作 STUDIO4℃ ■関連タイトル PS4 討鬼伝 極 初回封入特典 ミタマ「杉文」ダウンロードコード
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「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 討鬼伝 極 【とうきでん きわみ】 ジャンル ハンティングアクション 対応機種 プレイステーション・ヴィータプレイステーション・ポータブルプレイステーション4Windows Vista~8.1 発売元 コーエーテクモゲームス 開発元 コーエーテクモゲームス(オメガフォース) 発売日 【PSV/PSP】2014年8月28日【PS4】2015年4月23日【Win】2015年6月26日 定価 【PSV】5,800円【PSP】4,800円【PS4】6,800円【Win】6,000円(各税別) 備考 【PSV/PS4】PSV版とPS4版間でのクロスプレイ、クロスセーブ対応【PS4】『討鬼伝』(PSV版)にアップデート1.07を適用することでネットワークを介してデータ引き継ぎ可能【Win】SteamWorks対応、PSV版とPS4版でマルチプレイは不可 判定 良作 ポイント ボリューム倍増続編としては申し分ない 討鬼伝シリーズ討鬼伝 / 討鬼伝 極 / 討鬼伝2 概要 物語 追加・変更点 新キャラクター 鬼千切・極 緊急任務・無限討伐任務 武器・ミタマ フィールド 指示 天狐システム 評価点 変わらぬ爽快感 グラフィック 大幅なボリュームアップ 追加要素によるUIの改善 物語 問題点 大型鬼 武器・ミタマについて NPC その他 総評 余談 概要 2013年6月にコーエーテクモゲームスから発売された、「和」の世界観を軸に作られた狩りゲー『討鬼伝』のアッパーバージョン。 前作の内容が丸々入っているので、新規でも参入が出来る。前作プレイ済みデータの引き継ぎは、PSPからPSVへも可能となっている。 本項では前作までとその内容を無印と、本作とその新要素を『極』と呼ぶ事にする。 物語 オオマガドキを巡る戦いから三月― ウタカタの里は、しばしの安寧の中にあった。 しかし、その平和は突如破られる。 北から未知の”鬼”が現れ、「中つ国」の守りを喰い破ったのだ。 霊山より派遣された精鋭「百鬼隊」 霊山に従わず、独立不覊(どくりつふき)を貫く「シラヌイの里」 そして暗躍する秘密組織「陰陽方」 それぞれの思惑を秘めた者たちが今、ウタカタの里に集う。 死戦の果て、勝つのは人か、“鬼”か。 モノノフたちよ、”鬼”を討て! (公式サイトより) 追加・変更点 基本的なシステムは全て『討鬼伝』と同じなので、そちらを参照。 新キャラクター 本作では7人の新キャラクターが追加されている。 大和と共にオオマガドキを戦い抜いた英雄の一人である「相馬」、シラヌイの里出身で相馬に付き従う「暦」、記憶喪失で銃使いの「ホロウ」、暦の上司にあたるシラヌイの長「凛音」ら4人は任務に同行可能。 大和と古い付き合いのある怪しげな軍師「九葉」、影で暗躍する半人半鬼の少女「虚海/千歳(*1)」、主人公の意識に潜り込んだ謎の少年「オビト」の3人は任務に同行出来ないが、それぞれが物語で重要な役目を果たしている。 鬼千切・極 武器ゲージとは別に存在する共闘ゲージを溜める事で発動可能。味方と一緒に鬼の同一部位を攻撃する、味方を回復させるなど、パーティーに有益な貢献行動をする事で溜まる。 ゲージを満タンにして、「仲間同士の絆」と言う体でキャラクター同士を繋ぐ青い線が表示されている時に発動が出来、命中させれば鬼の複数部位を一気に破壊する事も出来る。 鬼の部位は青い線で繋がっているキャラクター1人につき1部位、つまり、4人が青い線で繋がっていれば最大で4部位破壊することができる。鬼千切・極の攻撃モーションは武器によって異なるが、双刀と鎖鎌は始動モーションを空振り(*2)してしまうと鬼千切・極自体が不発となって、共闘ゲージが0になってしまうので注意が必要になる。 鬼千切・極はゲージが溜まると誰でも発動出来るわけではなく、ゲージが溜まった時点でプレイヤーの中から代表で1人が発動権を得る(*3)。ゲージを溜めることに貢献すればするほど発動権を得やすくなっているほか、オフラインでプレイする場合はNPCが発動権を得ることはなく、確実にプレイヤーが発動権を得られるようになっている。 鬼千切よりもダウン時間が長く、発動時の角度が良ければ3つ以上の部位を同時に破壊する事が出来る上に効果範囲も広いので、無印版で破壊の難しかった部位も比較的容易に壊せる。 もちろん、従来の鬼千切も使える。ボタン操作は鬼千切、鬼千切・極共通でどちらも使える状態の時は鬼千切・極が優先される。 緊急任務・無限討伐任務 緊急任務はストーリー第七章に突入した時に解放され、以降は通常任務に属している(*4)任務をいくつかこなすことで不定期に発生する。ウタカタの里に攻め込んできている大型鬼の討伐をし、里の防衛を目標とするという体の任務で、現地(鬼域限定)に赴くまで討伐対象がわからない。 総じて、同行させられる里のモノノフが生存能力を重視していて全体的に火力が低めになっていることを差し引いても、通常の任務で討伐することになる大型鬼よりも能力は強力になっているが、通常の任務よりもミタマ・素材の入手確率が高く、稀少度の高い素材も入手しやすい。 更に、緊急任務では自動的に鬼祓い成功時に希に同じ素材をもうひとつ入手出来るスキル、「名うての祓い師」と同等の効果が付与されるので、運が良ければ素材をより多く入手出来ることもある。 この緊急任務と下記の無限討伐任務・特殊調査任務でしか出現しない大型鬼が登場する。 ただし、それ以外の要素の合わせ技でこの仕様には反発の声が強い。詳細は後述する。 無限討伐任務は、秋水に話しかける事で受注可能な制限時間無しの任務。 一度全滅したらそれで失敗扱いとなってしまうが、全滅か撤退を選択する以外に任務の失敗条件は無く(*5)、オフラインでも同行NPCの選択次第では、基礎編なら30体討伐は比較的余裕。 また、討伐後の大型鬼の本体からは稀少な素材も若干だが出やすくなる。ミタマの方は入手確率にかなり大きなプラス補正が入るのか、容易に手に入りやすくなり、収集要素の救済措置となっている。 その一方で塵芥などの換金素材に化ける確率も相当に高いので、ピンポイントに特定の素材を欲している場合にはあまり向いていない。あくまでハク(お金)稼ぎやあまりミタマが揃っていない段階でのミタマ収集、そして規定数撃破毎にもらえる後述の魂鋼(たまはがね)収集と割り切った方が良い(*6)。 ストーリーと集団任務がそれぞれ一定の進行度に到達すると無限討伐と別に「特殊調査任務」が追加される。 これは特定のカテゴリ(*7)に属する大型鬼を討伐する任務で、達成する毎に「調査段階」が上がっていく。調査段階が規定段階に達する毎に秋水からオフラインでは里のモノノフからもらった特別な素材を用いて作成した双子武器を極級武器に強化する(*8)のに必要な素材が、オンラインではモノノフ制式系の武器を極級武器に強化する(*9)のに必要な素材を得られる(*10)。 調査段階が低いうちは5ウェーブクリアで完了となるが、調査段階を上げると最大で10ウェーブクリアしないと完了とならず、段階が上がればそれに応じて鬼も強くなっていく。また無限討伐でも同様だが、時折2体同時討伐になることもあるため、ウェーブ数よりもクリアのために倒さなければならない大型鬼の数が多くなることもザラにある。 無限討伐任務・特殊調査任務のいずれも、仮に途中で全滅してもそこまで討伐した大型鬼の数に応じて報酬を得られるが、当然ながら任務を達成した時よりもその額は大幅に減少してしまう。 武器・ミタマ 武器は、新たに「金砕棒」「薙刀」「銃」が追加。 手甲並の攻撃力の金砕棒、素早い連続攻撃と空中での攻撃が可能な薙刀、遠距離から様々な弾種を打ち込める銃 という名の対物ライフル が、従来の武器と差別化を図っての導入となり、武器の種類はこれで計9種類となった。 その他、既存武器も一部モーションが追加された。 ミタマに「献」と「壊」が追加。 「献」スタイルは支援を得意とし、「壊」は部位破壊に特化したスタイルとなっている。 新たなスタイルが追加されただけでなく、ミタマの数そのものも大幅に増加し、日本神話や歴史小説の登場人物等も追加されたことで、ミタマの総数はなんと300を超える事になった。 ミタマの最高レベル引き上げ 成長レベルを最大12段階(MAXの表記は「極」)まで引き上げ可能になった。また、極レベルまで成長させると、常時スキル1つ保持+今までそのミタマが獲得したスキルを3つまで自由に選択出来るようになる。泣く泣く消去したあのスキルをまた使えるようになる、という事で非常に使い勝手が良くなった。 ミタマ入手条件の緩和 ミタマの入手条件として、無印では難易度(下/上級)と領域の指定が完全一致する必要があったが、本作においては領域の指定は変わらないものの、難易度の条件でいくらか融通が利くようになった。 無印では、例えば「下級の雅の領域で特定の大型鬼を倒す」という条件で入手出来るミタマは、上級の雅の領域で同じ大型鬼を倒してもミタマを入手出来なかったが、本作では領域の条件が合っていれば、極級の場合は上級と下級、上級の場合は下級の指定があるミタマでも入手できるようになった。 これにより、「上級なら領域の条件上、2体同時に相手しなければならない任務でのみミタマ入手のチャンスが得られるが、極級ならば単体討伐もしくは複数連続討伐になるが戦いやすい任務がある」といった場合、上級の任務に固執せず敢えて極級任務を回すという対処法も存在する。 フィールド 極編からウタカタの里の「里周辺」が新規で追加。他にも、無印編の各フィールドに「侵域」が2種類ずつ追加された。こちらはストーリーの都合上、極編の大型鬼討伐時にのみ現れる。 里周辺とストーリー上で登場する「時の狭間(*11)」「何地彼方(*12)」は全ての領域のミタマを入手出来る可能性がある。 指示 NPCを連れて行く際、「攻(攻撃重視)」「任(任意行動)」「援(援護重視)」「集(集合)」の指示が出せるようになった。 慣れれば攻撃中でも即座に一斉指示を出せるようになるので、鬼祓いと攻撃で戦力を二分して戦う、という融通の利く戦い方が出来る。 「集」は鬼千切・極を使ったり、フィールド内探索でNPCに無駄な行動をさせない為に使う事が主となる。 天狐システム ただアイテム採集に行かせるだけで終わりだった無印までと違い、天狐をカスタマイズ出来るようになった。 おやつをあげる事で、天狐の鳴き声と体毛を自分の好きな様に変えられる(*13)。 ミタマを1つ同行させて成長させる事が出来るようになった(*14)。 着せ替えで衣装を替えると、それに応じてアイテムを取る量や種類が変わったり、ミタマが育ちやすくなる。 冒険に出した天狐の領域とそのレベル(下/上/極級)が同じだと、戦場で天狐に出会える。一度接触するとそれ以降パーティーに同行し、鬼祓いやタマフリをしてサポートしてくれる。 プレーヤーが力尽きた時にタマフリで救済してくれることもあるため、単独任務では中々心強い。 余談だが、本作のトロフィー・勲章の中には単独で討伐することを要求されるものがあるが、天狐は頭数にカウントされず、天狐のサポートを受けても条件を満たせば達成したと扱われるので、一部の条件的に天狐の助けを借りられないモノ以外は天狐のサポートをうまく活かせばいくらか達成のための難易度を下げることができる。 その他、無印までのDLCは特殊任務という形で全て収録されている。 評価点 変わらぬ爽快感 鬼千切・極という要素が追加された事で無印以上の爽快感が得られる。 無印の時点で優秀だったNPCは更に強化され、回避行動の速度強化や受け身が追加された事でプレイヤー側が感じるストレスは軽減。 追加された新キャラクターも、無印で網羅出来なかった武器・戦闘スタイルを今作で全て網羅する形で登場する。 特に戦闘中は共闘ゲージの存在もある為、発動させたタマフリが他プレイヤーに影響を及ぼす場合も多く、土壇場で思わぬ恩恵を受ける場面も増えた。 追加武器も非常に個性的。高所から絶えず斬撃を繰り出せる薙刀や、手甲の様に連打過多による誤爆が少ない高威力の金砕棒は、コツを掴めば中々面白い。薙刀が加わった事で、空中での攻撃可能な武器はこれで3種類となった。 グラフィック 無印と変わらず、携帯機としてはトップクラスを維持している。ムービーにも更に磨きが掛かり、演出も高評価。 女性キャラクターのプロポーションも中々である。 大幅なボリュームアップ 新規追加の大型鬼は、変異種を含めた20以上。ほぼ無印の倍である。 デザインも従来通り個性的で、防具作成の楽しみも増える 物語も、オフラインで6章分、オンラインで進行度7つ分が追加された。無印と比較しチャプター数は減少しているが、極級任務が、オン・オフ共に終盤に凝縮されている事を考慮すれば、充分なボリュームと言える。 追加要素によるUIの改善 無印でも好評だったローディングの短さや、アップデートなどで改善されていったUIは更に強化された。以下は更に本作から追加された要素。 別働隊派遣 任務に同行しない里のモノノフのいずれか1人を隊長とした別動隊を編成できる(*15)。他の任務へと派遣し、プレイヤーの任務達成時と同時に隊長としたキャラクターの能力(*16)に応じた素材を獲得出来る(*17)。 ただし、別働隊は集団任務(*18)では派遣させることが出来ない。オフラインでもストーリー上の展開の都合で派遣出来なかったり、派遣出来ても自身が受注した任務が含まれる章より前の章の最低1回クリアしている任務(*19)からしか選べない。 その他、緊急任務が発生した際に、プレイヤーが緊急任務以外の任務を受注した場合も里に残る(=任務に同行させない)モノノフが里の防衛、つまりは緊急任務にあたる形になるために別動隊の派遣が出来なくなる。 なお、里に残るモノノフに緊急任務を任せた場合は一切素材を入手することが出来ない。あくまで緊急任務はプレイヤーが受注しないと素材の入手が出来ないので注意。 プレイヤーが受注した場合は通常通り、現在進行中の前章までのクリア済任務に派遣が可能。 “鬼”事典 鬼の弱点となる五大属性と武器属性を参照出来るようになった。 鍛冶屋 魂鋼という特殊な素材をひとつ消費する事で、「馴染み度」に関係無く、武器や防具を鍛錬出来る。魂鋼は「魂鋼」「純魂鋼」「神仙魂鋼」の三種類あり、それぞれ鍛錬可能レベルが違う。 魂鋼は、基本的に無限討伐任務をクリアすることで秋水から報酬として受け取れる。神木から要求された素材と交換することで貰えることも。 禊場 一定以上仲が良くなった人物を選択し、禊ぎに誘えるようになった(*20)。 また、禊場利用許可証が無くても、禊場の入り口でハクを支払えば利用出来るようになった(*21)。 他にも、禊場にミタマを1つ奉納すると、希に奉納してあるミタマのスキルの内ひとつが発動する。 賽銭箱、神木なども仕様が変更されている。 物語 無印編では、里のモノノフ達個々の過去を掘り下げる事に注力していた為、物語の進行そのものはほぼ顧みないと言える程度のものであり、深層に迫ってはいなかった。 極編では、新キャラクター追加に伴い世界観を軸とした物語へシフトし、中々力が入っている。 何故古代から現在までの領域やミタマが同じ時間に存在しているのか、初穂が数十年の時を超えたのは何故か、鬼はそもそも何故生まれたのか、など。 キャラクターの追加人数もそれ程多くは無いので、個々を丁寧に描きつつしっかり物語を完結させている。 特にラストへと繋がる千歳とホロウの話は、演出も相まって評価が高い。 ストーリーを展開しつつも、主人公の個性を抑えてある。仲間たちが主人公の内面に触れることが少なく、狩ゲーにおいてありがちな「キャラクターメイクと矛盾する性格を押し付けられる」という問題が解消されている。 ヒロインとの絡みも程々なので女性主人公でも違和感が少ない。 ラスボス打倒後も、おまけという感じでまだ物語が続く。この点も無印から改善されている点である。 問題点 大型鬼 前回に引き続き、大型鬼の調整不足が目立つ。 極編大型鬼の異常な強化 鬼千切・極が複数部位を一気に破壊してしまう特性上、マガツヒ状態(部位を破壊して鬼のどこを攻撃しても体力が削れる状態)にすることが困難。 ただし、体力を半分ほど削ればタマハミ状態(常にマガツヒ状態)へ移行することが多い。 発売当初は「全部位破壊が完了しているのに、その時点で体力の8~9割以上残っている(*22)」「無印では5分程でクリアできていた任務が、同じ装備・ミタマの構成で20分以上かかった」などの声が非常に多く上がっていた。 新規鬼はとにかく速い個体が多い。特にパッケージ鬼となっている「イミハヤヒ」は、その物語初登場時さながらの絶望感が伝わるほど俊敏である。その上、タマハミ状態になると、鎖鎌・双刀・薙刀といった空中戦可能な武器でも届かない高さへ飛び上がることが多くなり、ダメージを与えるのもままならない。 なお、飛び上がったイミハヤヒは太刀の特殊技「残心(ざんしん)(*23)」を用いる事で叩き落とす事が可能。残心はイミハヤヒを叩き落とすだけでなく、どこか一個所でも刀傷の色が赤以上になっていれば(*24)鬼の一部を除いた攻撃を中断させ強引に怯ませる(*25)事が出来る。 アップデート前の大型鬼の攻撃はほとんどが広範囲で隙がなく、満足に攻撃するチャンスがなかった。それ故、鬼の攻撃を1回無効化し、効力がなくなるまでは、攻撃モーションを途中でキャンセルし回避アクションが取れるタマフリ「空蝉(うつせみ)」を使える「迅」スタイルと太刀を併せたいわゆる「迅太刀」と呼ばれる組み合わせが他を圧倒するほど強力になった(*26)。 全体的に高火力であり一撃で3~4割持っていかれることも珍しくない。慣れないと、死亡⇒復活⇒治癒を使っても一発も耐えられずまた死亡という悪循環も起こる。 状態異常攻撃を放つ鬼も目立つ。特に突進系の攻撃は高精度なホーミング性能を誇り、油断すると高威力攻撃のコンボで瞬く間に体力を削られる。突進攻撃の被弾で眠ったり等、関係の不明確な攻撃もある。 更に、一部の鬼は気絶状態のアイコンが非表示にもかかわらず、気絶同様に一定時間行動不能を引き起こす状態異常が発生する。通常の気絶は回復させることが出来るが、こちらは回復不可。つまりは「一定時間経過するまで、いかなる手段をもってしても回復出来ない気絶状態」である。 バックステップ、若干動いた尻尾や地面への叩き付け、地面から抜くために振り上げた腕などにも攻撃判定が存在し、逐一ダメージを受ける。これは上記の空蝉と相性が悪い。とはいえ、空蝉未使用での立ち回りはもはや不可能といった状況であり、無印の時と違い、空蝉必須のような空気が醸成されてしまっていた(*27)。 高いホーミング性能で遠距離攻撃をバラ撒く、何の制限も解除方法も無い味方サイドのみを吸引する攻撃など厄介と言うより理不尽な攻撃が多い事も拍車を掛けた。 余談になるが、発売直後はあまりにも鬼の強化が異常だったため、ストーリークリアを目指す際プレイヤー間では「オンラインで手伝い部屋を立て進行度を上げ、ストーリーのラスボス鬼から取得した素材を集め強力な極級装備を作った上でストーリーを進める」と言う身も蓋もない言い方をしてしまえば寄生プレイが推奨されるという酷い有様だった。 無印からの仕様として、マルチプレイの進行度を先に進めてしまうと、ストーリーで未登場のキャラクターが秋水に話すと閲覧出来る人物辞典や、マルチプレイの任務でNPC同行者を選ぶ際に何故か出てくるといった、ある種ネタバレを受けるような形になってしまう(*28)。 したがって、ストーリーを進めるためにネタバレを甘受するか、それを嫌って頑なにオンラインに頼らずプレイするという状態になってしまう。 クリア出来るプレイヤーはまだしも、発売直後はそうも行かない者が多数だったため、無印の時点では本仕様を気にしなかった(影響を受けなかった)プレイヤーからも不満が出ていた。 前作同様、大型鬼の中には部位破壊後に制約のかからない鬼が存在する。 制約の一例として、脚部破壊後はジャンプ攻撃後の着地に失敗して転んだり、部位破壊をした個所を用いた攻撃が弱体化するなど。しかし、何処を破壊しても攻撃に何の変化も無い鬼が追加・既存問わず存在している。 「部位の破壊」がコンセプトとなっている本作では当然こうした鬼は好まれていない。 鬼の素材ドロップ 無印でも鬼の部位を祓った際に鬼の素材が出るとは限らず、実質的なハズレ素材(*29)に化けることが多かった。今作でも変わっておらず、加えて極級の任務にもかかわらず上級・下級の素材が出る(*30)こともある。 特にそうしたハズレ素材は、大抵の部位や報酬欄のテーブルに必ず入るため、運が悪ければ報酬が全てハズレで埋まる場合もある(*31)。 タマハミ化する際に部位を強化再生させる鬼について 無印の時にも存在した、タマハミ状態になる時に鬼祓いが必要となる部位全てを強化した状態で再生する鬼は、タマハミ状態になる条件を満たした段階でその時点で鬼祓いが完了していない部位を強制的に回収してしまう。 本作では壊スタイルのタマフリに部位破壊時に即時鬼祓いが完了となる「断祓(*32)」があるが、この効果が有効であっても、タマハミ状態への移行条件を満たしたものの、タマハミ状態に移行する前の状態では鬼祓いが成立せずに破壊したそばから回収されてしまう。 タマハミ状態への移行で行われる部位の強化再生は既に鬼祓いが完了している部位も例外では無い(*33)ため、断祓の効果よりも優先する理由は皆無。当然ながら、部位を入手するチャンスが減らされるだけでしか無く、不満の声がある。 本作で追加された鬼のうち、「コガネムジナ」に関しては、その仕様を含め不満意見が相当数挙がっている。 コガネムジナは、部位が高く売れるため欲に目がくらんだモノノフに乱獲され、めったに見かけなくなったという設定がある。それを受け、通常の任務では出現せず、緊急任務もしくは無限討伐か特殊調査に低確率で出現するのみとなっている。 そのため、普通にプレイしていれば、第七章開始時に発生する緊急任務での確定出現以外でお目にかかることなくストーリーをクリアしてしまうことも珍しくない。クリアに関しては問題ないのだが、依頼の中にコガネムジナから取れる「素材」と、それら素材から製造する「兜」を要求されるものがある。ただでさえコガネムジナが出現しにくいことも含めかなりのストレス要素になっている。 後のダウンロードコンテンツにて、難易度はやや高いものの、上級コガネムジナが確定出現する任務の配信という形で救済措置がなされた。しかし、トロフィー(作中の勲章)の獲得を目指すとなると、今度は極級のコガネムジナを繰り返し討伐しなければならない。 極級のコガネムジナは、先述の緊急任務か無限討伐・特殊調査での出現に賭けるしかない。アップデートによりハズレ素材化けはほぼ起こらず、ほぼ確実にコガネムジナの素材を得られるようにはなった(*34)が、それでも上級素材化けは容赦なく起こる。 トロフィー獲得は必須ではないため「コンプリートまでの道が険しいこと」自体は問題無い。だが、この仕様はプレイヤースキルや行動で抗えず完全に運によって左右される。「延命処置もしくはあからさまなプレイ時間の引き延ばし」に感じるプレイヤーが多いのも無理はないだろう。 改善アップデートの前は、ハズレ素材化け(*35)まで発生し、コガネムジナ狙いのオンラインマルチプレイ部屋はこの上なく殺伐としていた(*36)。 加えて、コガネムジナ自体がゲーム全体を通して「強敵」に含まれる強さなのが困り物。 ストーリーのラスボス鬼と、その変異種は他の大型鬼と異なり、残体力やマガツヒ状態への移行などの要因でタマハミ化せず、特定の攻撃をいずれかのモノノフが被弾したときのみタマハミ化する。 通常の状態ならばさしたる強敵ではないのだが、タマハミ化させてしまうと一転して苛烈な攻撃を行うようになる。アップデート後はいくらか弱体化し(煩わしさは変わらずとも)上級に関してはそこまで厄介では無くなった。しかし、極級はそれでもなおかなり暴れ回る。 つまりタマハミ化させてしまうと結果として難易度が大きく跳ね上がる。そのため、攻撃を被弾してしまった者はクリア難易度を跳ね上げた、いわば「戦犯(*37)」となり、タマハミ化する攻撃がビーム状なのも相まって「戦犯ビーム」と揶揄されるようになった。 一応、極級のそれであっても、勝手が解っているプレイヤーが4人いる分にはそこまでグダグダにはならない程度に調整はされている。しかし、NPCが混ざってしまうと(*38)、プレイヤーの人数によっては、プレイヤーでもカバーしきれなくなり、それこそNPCのせいで戦闘がグダグダになったり、NPCが戦犯ビームにもタマハミ後の攻撃にも満足に対応出来ないため、図らずも衛生兵プレイをするハメになったり等、収拾が付かなくなる事も。 更に、タマハミ化させてしまうと浄化の間に合わない部位のみならず、一部の部位がその度に完全再生してしまうため、全部位破壊も遠のいてしまう。 厄介なことに、戦犯ビームを被弾してタマハミ状態にしなければ滅多に落とさない素材(*39)が複数必要になるケースがある。該当装備を作るには、あえて戦犯ビームを被弾する必要も出てきてしまう。しかし、当時は前述のように被弾してしまえば「戦犯」扱いとなってしまうところからもわかるように、野良パーティのマルチプレイで意図せず(=故意でなくても)戦犯ビームに被弾すれば場の空気は一気に険悪となる。けれども、オフラインではNPCが自ら当たりに行くと思えるほど被弾するせいで、素材自体の入手確率は上がるものの、そもそもの難易度が跳ね上がるため、素材集め以前の問題となってしまった。 タマハミ化させた際の難易度上昇と、それに伴う部位再生という二つの仕様が相まって、特に発売直後の本作が「ギスギスオンライン」と一部から揶揄されていた(*40)。 アップデートである程度は改善されたものの、共闘を売りにしたゲームでここまでギスギスさせる仕様を盛り込む理由が見いだせないこともあり、未だ開発への不信感は根強い。 武器・ミタマについて 不遇な銃 あまりの火力の低さ、そしてリロードの遅さに反して異様な気力消費ペース。トドメとばかりに銃(や弓)を装備しているキャラクターが攻撃態勢に入ると、その鬼の近くで攻撃中のキャラクターを無視しヘイト(*41)を稼いでターゲットを取ってしまう。したがって、銃(弓)を装備したキャラクターを攻撃しようと鬼が動き回ることで近接武器を装備しているキャラクターが否応なしに追走劇に巻き込まれるといった状況がプレイヤーから問題視された。修正するよう要望を出されていたが、結局発売まで叶う事は無かった。 ちなみにヘイトだが、上述した弓に関しては、距離を取り過ぎると威力が下がる仕様があり、鬼千切などを除き射程がそれほど長くないため、必然的に距離を取らずに立ち回ることになる。距離による威力減衰もなく射程も長い銃は、弓も同様の異常なヘイトの仕様があるにもかかわらず、なおさら悪目立ちしてしまっている部分もある。 現在はアップデートで上方修正され、威力やリロード速度、消費気力量に調整が入りかなり快適になった。特に威力が上方修正されたので、他武器と比べても見劣りはしない。しかし、異常なヘイト管理の仕様は結局修正されていない。 空中戦の難度上昇 空中にいると被ダメージが増加する仕様になった。鬼の対空攻撃自体も増えたため双刀・鎖鎌など空中戦を得意とする武器が不遇となった。 アップデートによりダメージ系統の調整と合わせこちらも幾分か改善された。少なくとも「空中に飛べば死ぬ」と揶揄されるような発売初期の状況は脱している。 しかし双刀や鎖鎌は空中でこそ真価を発揮する武器であると同時に、空中戦は他の狩りゲーに無い独自の魅力の一つと考える人も多かったため、調整の甘さというより魅力を損なう調整を選択した事への不信感は現在も燻っている。 武器・防具の生産 上級・極級の鬼から直接生産出来る武器が殆ど無い。大抵は、無印編で作ってきた武器を強化するために必要となるだけで、いきなりその素材から新たな装備を作る、という事がほとんど出来ない。 現在はアップデートで改善され、新規追加された鬼の素材から新武器を作れるようになった。ただし、ゲーム内で武器の派生ツリーを確認する手段がないため、この仕様により今度は途中の派生をすっ飛ばしたことに気付けずに「岩通す一念」のトロフィーや勲章を獲得出来ないことに悩まされるプレイヤーも(*42)。 武器・防具でのバランスの悪さ(素材) 要求する素材のバランスが取れていない。別働隊に素材を集めてもらうというシステムがあるが、派遣先は現在よりも前の章での任務から選ぶことになるので、現在の章で出現した最新の素材などは集められない。特にオフラインの極級に相当する任務は全て十三章であるため、多くのプレイヤーが欲する極級の素材に対して別働隊システムは役に立たない(*43)。 該当の鬼1体の討伐で1個のみ、更に前述した素材化けも起こるため確実に入手できない素材を多数要求される。その他、1回で順調に取れても2~3個であり、防具一式揃える(下記参照)ためにそれをトータル10個以上要求される素材も珍しくない。 更に防具には、その「一式の組み合わせ」によって発動するスキルも存在し、装備を求める場合要求素材はその多くが被る事になる。 武器においても、一部の大型鬼由来の装備以外に関して、不自然なほど要求素材が被る事もある。一例として、鎖鎌や双刀では極級のインカルラの角を破壊することで入手出来る「迦楼羅の真角」が3つの武器でトータル11個要求されたり(*44)する。 装備によってはあえて部位を再生させてから再度部位破壊し鬼祓いをしなければまず手に入らない上に、当然のように化けまくる素材(*45)を複数要求してくるものもある。 先述した、討伐機会の少ない極級のコガネムジナの本体を祓うことで普通に入手できるはずの「蔵宝皮」は、コガネムジナが出現しうる緊急任務、無限討伐、特殊調査の「レアな素材が出やすくなる」補正が完全に裏目に出ている。本来はレア素材である「招福財宝」や上級のレア素材に化けやすくなっており、極めて入手が困難になっている。 防具一式を揃えるとなるとこれが12個も必要で、これを集めるのはもはや拷問と言っても過言ではない。トロフィー目的で武器だけを作るとしても、必要となる3個を集めるだけでも十分苦行(*46)である。素材に関しては完全に調整不足もしくはあからさまな延命手段として悪用されていると批判されることになった。 武器・防具でのバランスの悪さ(性能) 防具において極級突入後、比較的早い段階で製造可能な「抜忍の装束」一式がランク8の割に異常に強力になっている。 当該防具は、まず、無印のDLC任務もしくは本作の特殊任務を達成後に獲得できる素材から製造する装備を作る。それを2回強化派生させる必要があるため、完成まではやや難儀するが、いざ作ってしまえばその手間すらも妥当だと思えるほどの高性能となっている。 大抵の装備は「1つもしくは2つの属性に対して高い防御効果を発揮する代わりにそれと対になる属性に対して非常に脆くなる」か「全ての属性に対して安定した防御効果を発揮する代わりにその効果自体は大して強くない」と言う調整をされていることがほとんど。しかし「抜忍の装束」は全ての属性に対して極めて高い防御効果を誇り、更には物理防御力もランク8でありながら、その上のランク9装備一式と十分張り合えるだけの防御力を備えている(*47)。したがって、下手にランク9の防具を作るよりも「抜忍の装束」一式を揃えてしまえば問題ないという状態になってしまっている。 唯一「重さ」の数値は非常に低い。重さが一定値以上あれば鬼を押しながら移動が出来るので、端に押し込まれたときなどの脱出手段として使えなくもない。しかし本作の場合は、金砕棒のように位置取りが重要になる武器種(*48)もあるため、無闇に鬼を押して動かしてしまうとかえって迷惑になってしまうこともある。そのため一概に重ければ良いというものでもないため、欠点とも言い切れない。 上記以外にも全体的な調整として、特定の武器や防具の性能が飛び抜けて高いせいで、それらを乗り継いでいけば事足りる状態になるため、結果としてそれ以外の装備を作らず終いになってしまうことが少なくない。 その結果、オンラインでは上記の抜忍の装束一式で身を固めたプレイヤーだらけになることも少なくなかった。アップデート後の現状では、いくらか見た目重視の装備でも立ち回れるようになったが、やはり他者と集まってプレイする「狩りゲー」ではプレイヤーごとの個性を重視する人も多い。この調整は褒められたものでは無いだろう。 相変わらずモチベーションを保ちづらい強化・作成の仕様 武器・防具の強化先がキー素材を獲得するまで表示が「???」になっていたり、作成の場合は他に必要な素材を持っていたとしてもラインナップにすら上がらないのは変わっていない。特定武器や防具を作成するという目標を立てづらいためモチベーションがあがらない。 さらに、相変わらず派生強化すると唐突に属性が変わってしまう(*49)武器がある事も不満意見に繋がっている。 ミタマの格差 300種類以上あるミタマだが、覚えるスキルにやはり優劣が発生し、武器や戦闘スタイル毎に使われるミタマの偏りが見られる。 レベル極になればスキルの入れ替えが出来るが、レベル極で覚えるスキルは固定で入れ替え不可。それもレベル極でしか覚えられない強力なスキルなわけでも無く、汎用のスキルが充てられている。レベル極で覚えられるスキルが微妙という理由のみで産廃扱いされているミタマもある。 特に、発売直後や現状でも極級ともなると鬼の攻撃力が苛烈なため、レベル極で「逆鱗」を覚えるミタマは軒並み産廃扱いを受ける傾向が強くなっている。 逆鱗は「瀕死状態(体力ゲージ点滅)になると会心(クリティカルヒット)の発生確率が高くなる」と言うものだが、極級では瀕死状態になっていない限り、どれだけ強力な攻撃であっても一撃死を免れる「大和魂(*50)」が無い限り、逆鱗の効果にあやかる前にそのまま一撃で戦闘不能になってしまう事がザラである。従って、逆鱗があったところでほぼ無駄という状況となりこうした事象が起こる。 逆鱗以外にも瀕死状態が発動のトリガーになるスキルがあるのだが、レベル極で逆鱗を覚えるミタマはそれなりの数になるため、余計に目立ってしまっている部分がある。それ以外にも、ある程度ゲームが進んでしまえばほとんど使い道が無くなりがちな「熟練の武器捌き(*51)」「着こなし名人(*52)」「英霊の導き手(*53)」が極レベルに設定されているミタマは実質スキルが3枠しかない状態となってしまう(*54)。 アップデートで調整が入った現状では流石にスキル枠1つ位が実用性ほぼ皆無の死に枠(*55)であったとしても問題は無くなっているが、特に発売直後は「死に枠がひとつでもあればキックする(*56)」「火力や敵のはめ殺しに貢献しない治癒強化などのサポート系スキルをひとつでも入れていればキックする」など、鬼の異常な強化故の過剰なまでの効率至上主義もはびこっていた(*57)ため、その頃のオンラインの環境を味わわされたプレイヤーからは「(アップデート後も)怖くてオンラインに行けない」と言う嘆きもあったりする。 実際はアップデート前であったとしても、スキル枠1つの有無で討伐時間が変動する程の違いがあるわけが無いのだが、当時はインフラストラクチャーに活気があった事もあり、いわゆるノイジィマイノリティの意見に流された結果と言える。 NPC 発売直後はNPCのタマフリ使用回数に上限が設けられていたため、前述した鬼の強さも相まって援護どころかNPC自身の回復すらままならないこともあった。 また、上限が設けられていたにもかかわらず、道中の雑魚に無駄にタマフリを使い肝心の大型鬼との戦いでタマフリ切れになるという体たらく。 特に攻スタイルや隠スタイルのNPCを「攻」指示にしてしまうと雑魚に「軍神招来(*58)」や「不動金縛(*59)」を当然のように使ってしまう有様。 現在はNPCのタマフリ制限に調整が入り積極的に援護してくるようになった。 しかし、道中の雑魚に不必要にタマフリを使う仕様は変わっていない。どうしてそこは変えないのか。 NPCの行動には疑問符が付く部分が多い。 「援」指示の時は鬼祓いや味方のサポートを優先するのだが、その際の最優先が戦闘不能に陥った味方の救援で次点で鬼祓い、体力回復などそれ以外のサポートはその下となっている。そのため、癒スタイルのNPCに「援」指示を出している場合は部位破壊して鬼祓いが完了していない部位が残っていると、他のキャラクターがどれだけ体力低下していようが、回復のサポートを捨て置いて鬼祓いに専念してしまう。 勿論、個々で治癒を使う事で体力回復を図る事は出来るが、そもそも癒スタイルのNPCを連れていき、かつ「援」指示で運用する理由は鬼祓いを任せたいというのもあるにはあるが、主に体力や気力、状態異常に対する回復サポートであろう中で、優先順位がおかしいと言わざるを得ないだろう。 NPCは体力が減少した時に、「集」指示以外を出していると大型鬼から極端に距離を取って逃げ惑うようになる。 恐らくは体力ゲージの赤い部分の体力回復狙いなのだろうが、「攻」指示であっても攻撃を捨て置いてエリア端の方に逃走して右往左往する。これの影響で、いざ鬼千切・極を出そうと「集」指示を出しても遠方に逃げたNPCのせいで発動タイミングを逸してしまうと言う事も少なくない。逃げ惑い始めたら無理矢理「集」指示で集める事も出来なくは無いが、この場合は下記のタマフリを使っていなくてもただ付き纏い、攻撃が来たら回避するだけという状態になりやすく、攻撃に参加しない事が少なくないのが困りもの。 余談になるが、次作『討鬼伝2』ではこの現象が更に悪化しており、本作では体力ゲージの赤い部分が無ければ治癒を使って戦線にすぐ復帰するが、『2』では赤い部分が無かろうと体力が低い状態だと延々と逃げ惑うようになり、加えて「集」指示を出しても無視するなど、目も当てられない事になっている。 ほとんどの状況で攻撃の回避を最優先するようで、鬼千切・極を使うために「集」命令を下しても鬼の挙動によってフラフラと走り回り発動しにくい。 鬼千切・極は、発動時に鬼を強制的に怯ませるためてきぱきと集めて放ちたい場合がほとんどで、優秀過ぎるAIが欠点となった稀有な例。 また、「集」指示をかけていても鬼が近付いてくると攻撃を仕掛けるべく離れて行くこともあり、タイミングが悪ければそれまで繋がっていた青い線が途切れてしまうこともあり得る。 同様に鬼の攻撃判定に過剰に反応するため、明らかに当たらないはずの攻撃に対しても回避しようとふらふら走り回り攻撃の手が緩んでしまうこともある。 また、破壊した部位の鬼祓いや味方復活の行動に移行すると、最短距離をとるため鬼に引っかかりその場で走り続けたり、辺りを訳も解らず右往左往したり(*60)といった行動もあった。 一部のタマフリ使用時の挙動 NPCが「献身(*61)」「捨身供儀(*62)」を発動させると、作戦を「攻」にしない限りは指示を無視しプレイヤーの周り(*63)に付きまとうようになる。 それだけでなく、なぜか余程近くに鬼が来ない限り、攻撃などもせずプレイヤーの周りに付きまとうだけなので、「鬼が肉薄している」「鬼の部位や骸の真上に立っている」でもなければ棒立ちになってしまう。 そのため、上述のタマフリを発動させたNPCを戦力として運用するには、逐一個別に作戦を出す必要がある。 それらのタマフリを使う献スタイルであれば、スタイル特性(*64)も鑑みて最初から「攻」にしておけばいい。しかし「運否天賦(*65)」で何を引き当てるかわからない賭スタイルのNPCは問題が発生する。特にタマフリの使用回数の回復ができる「幸魂(*66)」目当てで同伴する場合などは使用を促すため、「攻」以外の指示にする頻度が高くなり、適宜指示を入れ替える煩わしさを甘受しなければならない。 不可解な小型鬼撃破後の挙動 エリア内に大型鬼がいない状況の時、全員が「任」指示であった場合は小型鬼を撃破するとその骸を鬼祓いする者と、そのまま次の小型鬼に攻撃を仕掛ける者に分かれることが多い(*67)。 しかし、そのエリアの中の最後の小型鬼を撃破した時に限り、なぜか倒した小型鬼の骸を鬼祓いせずに倒した直後そのままプレイヤーに向かってくることが頻発する。その後プレイヤーと合流すると、そのまま踵を返して先ほど倒した鬼の骸を鬼祓いしに行くのである。これは、「任」指示でなくても元々プレイヤーの周りで行動させる「集」指示でない限り、本来鬼の骸や大型鬼の破壊した部位の鬼祓いを最優先にする「援」指示であっても発生する事象である。 無印では少なくとも上記の挙動は見られず、極以降からの動きであり、何を意図してこのようにプログラムしたのか、疑問の声が上がっている。 ただでさえ、再生で回収されない限りは残り続ける大型鬼の部位と違い、小型鬼の骸は時間経過で消滅してしまう(*68)。この挙動の影響でプレイヤーの位置によっては倒しても素材を回収出来ないことが頻発する。 NPCの鬼千切に関して 相馬は「壊」スタイルであり、そのタマフリのうちの「布都御魂(*69)」により、鬼千切を出す機会がとても多い。金砕棒の鬼千切は発動前に溜めてタイミングを調整することが出来るのだが、相馬はすぐにぶっ放せば当たるというのに意味も無く溜めてからおもむろにぶっ放すことが多い。溜めずに即ぶっ放すこともあるのだがかなりムラがある。 そのため動きの素早い鬼が増えた本作では、せっかくの鬼千切りを盛大に空振りするケースも多い。 これは金砕棒を装備しているNPCであれば、相馬に限らずどのキャラクターにも当てはまる。ストーリーと戦闘スタイルの関係で特に印象に残りやすく、金砕棒の鬼千切が水平にフルスイングをするという動作なのも相まって、このせいで相馬は「三振王」などの不名誉なあだ名が付けられている。 息吹や凛音(槍)、那木(弓)、ホロウ(銃)のような鬼千切が飛び道具になっているNPCは、連戦の任務で新しい大型鬼が登場演出中の攻撃が当たらないタイミングで鬼千切を撃ってしまう事がある。 その他 コラボキャラクターの存在 ファミ通とのコラボの一環で、美麻(CV 今井麻美氏)と美柚(CV 原由実氏)の2人が、極ストーリーから登場するようになる。 そもそも、作品全体で見ても浮いている感が強く、キャラクターとしても語り口などを含め色々と癖が強い。媚びていると受け取られるようなキャラクター描写にもなっているため、拒絶反応を示すプレイヤーも少なくない。 DLC関連 無印の時と同様にDLCとして追加任務集が配信されたほか、限定の防具やミタマなどが配信されたが、今回も装備品やミタマの多くは無印の時同様に一切のアフターフォローがなく、リアルタイムで入手し損ねると取り返しのつかないことになりやすかった。 更に、無印で配信されているDLCも極で適用することも出来ないため、極から始めたプレイヤーは無印のDLCを(極だけでは)一切入手することが出来ない。無印の追加任務集は全て特殊任務という形で収録されているので、それらの報酬で作れる装備品は問題ないが、防具やミタマに関しては無印から引き継ぐことはできても、極だけで入手する手段が存在していない(*70)。 既にサービス終了したスマホゲームとのコラボコンテンツや雑誌付録扱いのコンテンツ等、今回も後に有料の形で配信などのフォローがなされなかった。 更には、本作では発動したことのあるスキルの一覧をチェック出来るのだが、無印からのDLCを全てコンプリートしていないとスキルリストを全て埋めることが出来ない。 ミタマの組み合わせスキルの中に無印のDLCとして配信していた『どこでもいっしょ』とのコラボレーションのミタマ「トロ」「クロ」や「立花誾千代」「竹中半兵衛」「絵島」(*71)等との組み合わせスキルが存在しており、それらも枠外ではなく、正規の番号に組み込まれているためである。 防具にしても、無印・極の両方でローソン・HMV系列限定の装備一式が存在しており、当然の如く、それらの一式で組み合わせスキルが発動するが、これもスキルリストの中に枠外ではなく、正規の番号に組み込まれている。これらも同様に、入手し損ねた時点でスキルリストをコンプリートすることは出来なくなってしまう。 DLC防具やミタマに対する組み合わせスキル設定自体は咎められることではない。しかし、発動済みスキルを一覧で確認できるようにするのであれば、せめて無印・極いずれのDLC限定のミタマ・防具が絡む組み合わせスキルは番号を割り当てずに枠外の扱いにするくらいの配慮はあるべきだろう。 ちなみに、ミタマ総覧では無印・極のDLC配信ミタマはすべて番号が割り当てられておらず、番号の欄が「---」で表示されている。この配慮をミタマ及び防具の組み合わせスキルで何故出来なかったのだろうか。 もちろん、リアルタイムでプレイしていたプレイヤーを優遇するのは間違いではないが、後からプレイを開始したとしても同じプレイヤーであることには変わりはない。 それがプレイ開始時期が遅かったというだけで、その時点でどうしようもなくしてしまうのはやりすぎである。それぞれのコンテンツが配信されてからある程度経ったタイミングで、せめて有料販売という形であっても雑誌付録や限定コンテンツも含め購入できるなどフォローはするべきではないだろうか。 ちなみに、PS4版の発売と合わせ、PS4への引継ぎ用として雑誌付録コンテンツ含め配信されたが、あくまで引継ぎ用なのでPSV版で既に該当のコンテンツを所有していないと購入(*72)する事は出来ない。 気絶の仕様の改悪 先述した、いかなる手段を講じても回復できない気絶状態を省いても、無印から気絶の仕様が改悪されている。 無印では、気絶状態になった時点で対象のプレイヤーを攻撃すれば即時回復させる事が出来た。しかし、本作では気絶状態になった後、一度立ち上がろうと態勢を崩すモーションを取るまで、癒スタイルのキャラクターを除き対象キャラクターを攻撃しても気絶状態から回復させることが出来ない。 もっとも、無印では即時回復させても、短時間とは言え態勢を崩すモーションが入ってしまうので違いが無いと言えなくもない。ただし、癒スタイルのキャラクター以外で、気絶状態のキャラクターを回復させる際、そのキャラクターの傍らで足止めされる上、気絶状態に至る攻撃の増加も相まって、影響が大きくなってしまっている。 一部の大型鬼の鬼千切・極に対する不自然な挙動 前述したように鬼千切・極は青い線で繋がっているプレイヤーの数の分だけ、部位破壊が出来る。空中にいる鬼に対して誤って地上から発動してしまい、無理矢理何とか脚部に命中させたなどのように命中させた位置が悪く、いわゆる「カス当たり」になってしまったという場合はまだ納得出来るものの、明らかに4人分線を繋げて正面から直撃させたのに、なぜか部位が1つか良くて2つしか壊れない、という事例が実際は頻発する。 これは一部の大型鬼が鬼千切・極の1発目の命中で不自然に派手なモーションでぶっ飛んで行ってしまうために残りの攻撃が空振りにされてしまったり、何故か明らかに命中しているのに、実際には当たっていないという扱いにされてしまうことが頻繁に発生するため。 これらはミフチやマフチの角のように破壊時のSEが無いせいで当たってないように勘違いしやすいのではなく、明確に部位が不自然に残るため、空振り扱いされていることが確認出来る事象である。 PS4版・PSP版及びPSV版をVita TVでプレイする場合の鬼千切操作周りの不備 以下はPSV版をVita本体でプレイしている場合のみ、タッチパネルにもなっている画面上の武器ゲージをタップすることで対応出来るため、大きな問題にならないが、 PSV版をVita TVで (*73) 、もしくはPS4版とPSP版でプレイしている場合に問題になってくる 事柄である。 鬼千切・極と鬼千切が同じ操作になっているため、発動権を得ているプレイヤーが鬼千切・極ではなく、あえて鬼千切を使いたいとき、周りに味方がいる状況では鬼千切を使うことが出来なくなってしまう。 例えば、タマハミ状態に移行する際に装飾部位以外の全部位を強化再生させる大型鬼の、タマハミ状態になる前の段階で角(装飾部位)を破壊したいとき(*74)には複数部位を破壊出来る鬼千切・極は明らかに過剰であり、そもそも前述の問題も相まって命中させたところで角が破壊出来る保証もない。しかし、そのプレイヤーが発動権を持っている場合に、周りに仲間がいる状況では鬼千切・極が優先されてしまうため、鬼千切を使用することが出来ない。 特に双刀のような空中戦が出来、そして空中で鬼千切も鬼千切・極も発動出来る武器の場合はさらに深刻な問題になりやすい。 双刀の場合は、空中で連続攻撃を叩き込みつつ、武器ゲージが溜まったら鬼千切を当てていくという動きになることが多い。しかし、これの最中に武器ゲージだけでなく、共闘ゲージも溜まり、しかも発動権を得てしまったという状況だと、仲間の位置次第では鬼千切を使うつもりが鬼千切・極が暴発してしまうことがある。 前述したように青い線で繋がっているプレイヤーの数だけ部位破壊が出来る関係上、使うとなれば4人分繋がった状況で発動するのが理想である。加えて双刀の鬼千切の攻撃モーション(*75)と鬼千切・極の始動モーション(*76)の挙動の傾向がまるで異なっている(*77)。つまり、攻撃中に鬼千切を使うつもりで操作したら、ちょうどそのタイミングで他のプレイヤーが近くに来てしまい、意図せずに鬼千切・極が暴発、最悪空振りになってしまうことも十分に起こり得るのである。 せめてオプションで優先度の設定が出来るようにするなどのフォローはあっても良かっただろう。そもそも、この2つにまるっきり同じ操作をあてがうこと自体不可解な話ではあるのだが。 ストーリー 基本的に高評価ではあるが、終盤にかけホロウが出張りすぎていて主人公を喰ってしまっているといった不満意見も見られる。 その他、中つ国や霊山といった抽象的なものはあっても無印の時は出てこなかった実在している地名(会津や箱館(函館)、壇ノ浦など)の出現や、ホロウが体内に持っているというある機関の存在など、無印との比較で世界観が悪い意味で迷子になっているといった指摘もある。 また、無印の段階で天狐好きの片鱗は見せていたが、それが強調されすぎてただの天狐馬鹿(*78)にされてしまった速鳥を筆頭に無印からのキャラクターのイベント描写が酷すぎるといった意見も目立つ。 無印のキャラクターに関しては描写がくどすぎる(*79)、もしくはネタに走りすぎている(*80)という部分が目立っている。一方でそれといった描写の無い富嶽の株は、極ストーリーであまり触れられなかったことで相対的に急上昇した等と言われる(*81)こともあるほど。ただし、富嶽が無印では評判の悪いキャラクターだったというわけでは無く、むしろこちらもストーリー上の描写含めて元々株は高かったと言えるので誤解の無きよう。 全体的に過剰なエフェクト タマフリ効果中や一部の攻撃が特に酷いが、全体的に明らかな過剰演出になっている。迅スタイルの「科戸ノ風」などを発動させていると、もはやプレイヤーの姿が発動中エフェクトに包まれまともに認識できないなど、これらの点が多くのプレイヤーから不満としてあげられた。 過剰なエフェクトにより処理落ちが発生しやすくなるほか、一部の攻撃は他のプレイヤー(特に近接武器を装備しているプレイヤー)がエフェクトの影響で画面を覆われ満足に見えなくなるなど、多大な迷惑がかかるため、ゲームシステムとして組み込まれているにもかかわらず敬遠されやすい。 エフェクトの問題でマルチプレイで使うべきではないとされる行動の代表例 虚空ノ顎(こくうのあぎと):空スタイルの○ボタンのタマフリ。効果中は一定範囲内にいる鬼に継続的にダメージを与える。そのシンボルが非常に大きい上にエフェクトが派手すぎるため、周囲のプレイヤーが処理落ちおよび画面を覆われてしまう。 弓による専心(せんしん:○ボタン短押し)中の番え射ち(つがえうち:△△△)の連射:通称「専心シャワー」と呼ばれているもので、その場から動けなくなるが、攻撃速度や溜め速度が大幅に高速化する専心中に△ボタンによる番え射ちのうちの△△△で出す攻撃が着弾点を基点とし周囲に矢の雨を降らせるもの。これもその周辺で戦っている近接プレイヤーの視界を妨げてしまう上、処理落ちも起きやすい。 銃の吸引弾:吸引効果を持つフィールドを展開中は虚空ノ顎同様にその周辺で戦っている近接プレイヤーは視界を塞がれ、処理落ちが発生しやすくなる。 弓と銃には先述した異常なヘイト管理の仕様が存在しているほか、それぞれ上述した他のプレイヤーに悪影響を及ぼしかねない行動が存在していることも相まって、マルチプレイの部屋には「遠距離(弓・銃)禁止」とする部屋がかなり目立っていた。流石に発売から大分経過した現状、そもそも部屋がほとんど立たなくなっていることもあり、そういった部屋もあまり見かけられなくなっているが。 なお、オンラインマルチプレイにおいて主に処理落ちや視界占拠が問題になってくるのはPSV版である。後に発売されたPS4版のみのプレイヤーならば、これらの事象に実感がわかないかもしれない(*82)。 共闘ゲージ増加の仕様。 共闘ゲージの獲得条件に同じ部位を攻撃しないと増加しないという物がある。 例えば、空中戦を得意とする双刀のプレイヤーが高所にある鬼の部位(角など)を攻撃し、地上戦特化の手甲のプレイヤーが足などを攻撃していた場合、共闘ゲージは増えない。 ダメージを与えるために部位破壊を要する本作においては同部位を集中攻撃する意義はあるが、鬼の部位には斬撃や打撃など弱点となる武器属性も存在しており、そもそもこういった共闘狩りゲーで同じ場所に留まるのは困難であり、また多くの部位を破壊する事で報酬も増加するため、総合的には上手く噛み合っていない。 次回作では同じ部位でなくとも鬼を攻撃すれば共闘ゲージが増加するようになった。 「引き継いではじめから」の仕様 俗に言う「強くてニューゲーム」のようなモノ。本作の場合は使用に条件(*83)がなく引き継ぐ土台となるデータが存在していれば使用することが出来る機能になっている。 装備の作成・強化状況やミタマの入手や強化度合い(*84)、など、ほとんど全ての情報を引き継いでプレイが出来るようになっている。 この機能において問題視されるのが、「友好度の段階まで引き継いでしまう」こと、「集団任務(マルチプレイ用の任務)の進行度までリセットされてしまう」こと、「そもそもこれを使わないとキャラクターメイキングをやり直せない」ことがあげられる。 まず、友好度に関しては男女の性別差で禊に2人で入ったときの反応が異なっており、更には友好度の段階でも反応は異なってくる。しかし、引き継ぎではこの友好度も引き継いでしまうため、キャラクターの性別を変えてプレイをしても友好度が最大になっていれば、友好度最大の掛け合い以外を見ることが出来ない。 禊場スキルの効果量にも関わるため興味がなければ問題無いが、わざわざ作り直して最初からプレイする以上、友好度の段階が上がっていく過程を楽しみたいプレイヤーも少なくない。 集団任務の進行度に関しては、赤文字で表記される進行度を上げるためにクリアが必須となる任務だけでなく、それ以外の黒文字で記載された任務も全て未達成の状態となる。 ストーリー仕立てになっているオフラインの任務に関してはまだしも、集団任務はストーリーとは関係ない上、この進行度の進捗状況でマルチプレイの入室可能条件を設定する仕様になっている。これを初期化されてしまうと再び赤文字のキーとなる任務をクリアし進行度上げをしなければ、マルチプレイの部屋の入室可能条件の下限進行度の設定如何ではいくら引継ぎ前に進行度十七まで達していようとも入室出来なくなってしまう(*85)。 キーとなる任務自体は各進行度で多くても5個程度(*86)になってはいるが、そもそも初期化する意味が無いため「無駄な作業」と捉えられる事が多い。 既にトロフィーや勲章の「金眼四ツ目の守り人(無印全任務達成で獲得の勲章)」や「金眼四ツ目の鬼神(極までの全任務達成で獲得の勲章・トロフィー)」を獲得している場合、勲章を獲得している状態を引き継げる。しかし、獲得せず引き継ぎをしてしまった場合、再びオフラインのストーリー任務の全達成は当然のこと、集団任務も進行度一から十七までの全任務をクリアしなければ勲章・トロフィーを獲得できない。キャラクターの作り直し、あるいはストーリーを最初から見直すための代償としては流石に大きすぎるものがある。トロフィーや勲章を気にしないのであれば問題はないが…。 キャラクターメイキングに関しては、本作はストーリーのある作品なので、ストーリーの途中でキャラクターを作り替えられるのでは違和感があるという意見もある。しかし、引き継ぎの仕様が上述の通り不便と言うよりも気軽には出来ないため、例えば「ちょっと男女の装備の違いや禊の男女での反応の違いを見比べてみたい」などでも、本作の場合は進捗状況を捨てまっさらにしてやり直さなければならない。 引き継ぎの仕様と相まって、せめて引き継ぎを経ずに気軽にキャラクターメイキングをやり直したかったという意見もある。 ちなみに、最初からやり直した場合、前述した第七章開始時に確定発生する緊急任務において、通常は木綿の台詞にあるように(上級の)コガネムジナが確定で出現するのだが、やり直す前に既にこのイベントを発生させていた場合はコガネムジナ以外の鬼も登場するようになっている。 なお、この状態でも直前の木綿の台詞の変更もしくは該当部分の削除がされることはない。 禊場 無印と同様に禊場のやりとりはスキップ出来ず、禊場に入ってすぐ何のスキルが発動したかを確認することはできない。 開発としてはそのやりとりを楽しんで欲しいという思いがあるのだろう。とはいえ、ただでさえ「マラソン」と言われるような繰り返し作業が多くなる狩りゲーにおいて、ほんの些細な時間と言えど余計な演出によるタイムロスは単なるストレスの元凶になる。本作では禊シーンに入る時とそこから拠点に戻る際にある程度長いローディングが入るため、不満が大きい。 処理落ち これまで散々記述したが、無印では殆ど発生しなかった処理落ちが本作ではかなり目立つ。スピーディーなアクションが売りの一つでもある本作では気になる部分。 一部の特殊調査のマップなどでは条件次第とは言え通常プレイですら支障をきたしかねないほど処理落ちが発生して重くなることも。また、手甲のようにタイミング良くボタンを押すことで攻撃力がアップするといった武器種は程度の問題ではなく処理落ちがあることでその影響が殊更大きくなってしまう。 任務内容 物語の都合上、1周目の任務では同行者が指定されている場合が多いのだが人数制限のあった任務は、2周目以降も連れて行ける人数に変化が無い。 2体同時の乱戦で一部任務の難易度が非常に高い。また、本作では全体的に複数同時討伐の任務が増加。 特にアップデート前、第十章のストーリー任務である「死線の果てに(*87)」は第九章を乗り越えたプレイヤー(下記参照)でさえも「難易度が高すぎる」などの悲鳴をあげる程の高難易度任務だった。現在はこれらを含めアップデートである程度修正済み。 アップデートでの改善前、発売直後の第九章で大きな問題が発生 ストーリーの都合でウタカタの里が拠点でなくなるため、装備作成不可(*88)、仲間は暦と途中から合流するホロウ(*89)のみでありながら、アップデート前の尋常ではない鬼と戦わなければならず、八方塞がりとなり「詰んだ」と考えるプレイヤーが続出した。 アップデートにより、物語における状況を踏まえた調整がなされ、現在ではそこで詰むような事にはならないが、トラウマを植え付けられた人は多い。 無印同様全ての鬼に専用BGMが用意されているが、「カゼキリ」およびその変異種の「アマキリ」のコンパチである追加鬼・「ヤチギリ」のBGMはただのアレンジとなっている。 もっともヤチギリはそれらの上位存在である「キリ属の王」という設定のため、手抜きなどではなく意図的な関連付けと思われる。 天狐のカスタマイズ・その他 その要素自体は無印から望まれていたのだが、カスタマイズ及び、ごきげん度上昇に必要なおやつの単価が比較的高額。ごきげん度が低い場合は上等なアイテムを見つけられず、拾う数自体も目に見えて減るようになっている。 更に天狐にミタマを宿せるようになったことで、宿しているミタマの属する領域と派遣した領域(下/上/極級といった難易度は不問)が合致すれば拾ってくる量が増えるという仕様が追加された。これにより、毎回派遣先に合わせた付け替え、もしくは特定の領域に特化して派遣させない限り、どこまでごきげん度を上げても無印の頃とは比べものにならない少なさになることも(*90)。 天狐にあげるおやつは1回使い切り。5段階あるごきげん度を1段階上げるおやつが500ハク、2段階は1000ハク、最大にするには2000ハクも必要。更にカスタマイズ用のおやつは、体毛の色カスタマイズ用の団子が各種1500ハク、声色カスタマイズ用の飴が各種500ハク必要で、カスタマイズ用のおやつは同じものを連続で2回与えないと実際に変更出来ない。 もっとも、1回に数万ハク単位で入手出来る極級任務を回せられればそこまで大きな負担では無い(*91)。しかし、天狐が登場した直後の段階では明らかな高額商品(*92)である。さらに、無印には未実装だった本要素の導入に合わせ、無印での依頼報酬などでおやつが獲得できるといった調整もなされず、ことさらおやつの高額さが際立っている(*93)。 派遣先の決定、及び着せ替え・ミタマ装着などのカスタマイズメニューと、おやつを渡すメニューが別になっていたり、戦闘時の支援目当てに選ぶ際、本部で任務地の確認→自宅へ戻り天狐を派遣(ごきげん度が低い場合おやつ)→改めて本部にて任務の受注という形になるなど、細かい手間が妙に多い。 また、天狐の派遣先と任務の領域が一致した場合は、マップ探索中に天狐を発見すれば合流することが出来る。それ以降は各種援護してもらえることを前述したが、小柄な天狐ゆえに致し方ないとはいえ、非常に移動速度が遅い。そのため1~2秒ダッシュ移動(Rボタン(PS4版はR1ボタン)を押しながら移動)をしてしまっただけでも途端に天狐はモノノフ達を見失ってしまい、はぐれてしまう。特に大型鬼を探索し討伐する任務の場合、大型鬼と遭遇するまでに天狐と合流し、かつ大型鬼との戦闘で援護を受けたい場合は、天狐が見失わないようダッシュ移動を控えなければならない。 加えて、エリア移動する際には、天狐がモノノフ達に密着するほど接近していないと、エリア移動ではぐれてしまう。 流石に大型鬼との交戦中はこの制約は無くなり、どんなに広いエリアでダッシュ移動をしても同じエリア内にいれば見失うことはないが、あまりにもストレスが溜まる仕様になっている。 オンラインプレイ関連 本作はチャットシステムを採用していないためコミュニケーションがとりづらい(身振り手振りのアクションは出来る)。 鬼千切・極の効果が非常に強力であるが、発動権が任意ではないため、いざ発動権を得てもプレッシャーとなる。フレンド同士なら問題ないが、野良プレイなどではミスの責任が大きいため緊張しやすい。 マルチプレイ中は一度部屋から退出して拠点に戻らなければ装備を作ること、天狐を派遣させること、アイテムの売買(*94)のいずれも出来ず、極めて不便な仕様となっている。 素材集めをして装備を作るにしても、一度退出しなければ何の素材が足りていないのかが確認出来ず、素材が集まったとしてもその場で作成して能力を強化することも出来ず…と、無印からその点は指摘されていたにもかかわらず変更されていない。 伝達文も増えており、またショートカットで良く使うものを登録しておけるようになったのだが、ショートカットが戦闘中と統合本部内で共有されている上にその数も多くないので、扱いづらい。 統合本部内で必要になるものと、戦闘中に必要になるものでは当然その方向性は全く異なるのだが、別々に管理出来ないため結局ショートカットだけでは足りず、通常通り伝達文メニューを開いて伝達文を送る必要に迫られることが多々。 伝達文も増えたとは言え、プレイヤー視点ではまだまだ必要最低限も揃っていないとしか言いようがない状況。そんな中、明らかにネタと思えるもの(*95)が目立つため不満意見が噴出している。フリーチャットが不可能である以上、ネタ要素の存在自体悪くはないが、必要最低限を揃えていない状況では「優先順位がおかしい」となってしまうのは必定である。 トロフィー(勲章) 本作のトロフィー(勲章)には、上級者が手応えを求め制約を設けるプレイ、いわゆる「縛りプレイ」を要求する項目が複数存在することに対し、疑問や不満の声がある(*96)。 やりこみ要素ではあるものの、無印では時間をかけてやりこめば少なくともコンプリートは十分可能なものだったため、そのギャップで一層悪印象に繋がっていると思われる。 また、「岩通す一念」を槍で取得しようとした場合は、PSV版のみ戦える鬼由来の槍も条件に含まれる。つまり「PSV以外のハードでは槍でトロフィーを取得出来ない」状態になっている。 総評 掘り下げられた物語と充分なボリューム、ユーザーライクと呼ぶには至らない箇所はあれど、無印から強化されたプレイアビリティも手伝って、総合的に良作と呼べる内容に仕上がっている。 だが、発売直後は「無印のアップデートである程度は完成していた戦闘面でのバランス調整に余計な手を加えたことで壊滅的になってしまった上、無印部分も無印発売初期の劣悪バランス・仕様に戻っていた」という点でユーザーから大きな不評を買った。 無印の迅速な対応と比較し多少もたつきはあったものの、アップデートによって修正する対応は今回も取られた。しかし、それが好意的に捉えられた(*97)前回とは対照的に、無印のアップデートでの改良点まで無にしている所も踏まえ厳しい意見が多かった。 ゲーム自体の出来は無印から折り紙付きで、部位破壊の爽快感は健在。前回同様ミタマイラストコンテストや他狩りゲーとのタイアップなども盛んに行われた。 現在はアップデートにより多くの問題点が修正済みであり、無印編も全て収録されているので、シリーズ未プレイの人は、今作から始めてみるのがいいだろう(*98)。 ただし、言うまでも無いがアップデートは必ず適用しておくべき。 余談 大型アップデートにより、『ソウル・サクリファイス デルタ』や『フリーダムウォーズ』などのコラボ衣装が配信。更には極編に新規鬼が3体追加された。 無印でも『ソウル・サクリファイス』とコラボしたケルベロスがアップデートで登場しているが、今回はシリーズオリジナルの新規鬼である。 他にも自社タイトルの『真・三國無双7』や『戦国無双4』のコラボ衣装もある。 本作のトレジャーボックス限定で、ウタカタのモノノフになりきれる防具のプロダクトコード、天狐のぬいぐるみ、画集、極新規追加楽曲を収録したサウンドトラックCDが同梱されている。 このうち、サウンドトラックに関して、公式Twitterアカウントにて発売1週間前にユーザーから「単体売りの有無」の問い合わせに対し「トレジャーボックス以外での販売予定なし」としていた。しかし、ゲーム発売と同日にiTunes StoreやAmazonなどでトレジャーボックス同梱のサウンドトラックが配信開始されており、不満意見が一部であがっている。 確かにフィジカル(CD)ではないが、特にサントラ目当てだったユーザーにしてみれば、そんなとんちのような問答で納得出来る訳もなく、この対応は不誠実過ぎると言わざるを得ないだろう。 本作のレビューなどで特に否定的な内容になると時折見られるフレーズとして「こだわり」がある。 これはPSV/PSP版の発売直前、4gamerに掲載されたインタビュー記事の関口ディレクターの「ここだけは譲れない,という一線は,どの要素にも必ず存在します」という部分から、「ここだけは譲れない一線=(開発の)こだわり」と言うところから来ている。 何度か配信された体験版においても、上述したイミハヤヒはやたらと動き回る上に飛び跳ねるため、満足に攻撃出来ずにひたすら追走劇を繰り広げるという点で強い不満を抱くプレイヤーが多かった。その挙動を調整して欲しいという意見が大量に寄せられている事に触れ、調整はするが大元の挙動は譲れないものだとして出てきた発言。 このインタビュー記事が掲載されて以降、発売してから多く噴出することとなった不満に対して「(それらは全て)開発のこだわりだから(文句を言っても)仕方ない(*99)」と揶揄されてしまった。 無印でプロデューサーを務めた小笠原氏は、同様の発売前のインタビュー記事で体験版に対するユーザーフィードバックに対しての迅速な対応に関し「こちら(開発)が良いと思っていても、ユーザーが「これはダメだ」となっては意味が無い(意訳)」としていた。それを含めた作品に対する姿勢のギャップもあり、本作プロデューサーである森中氏、そして前述の発言をした関口ディレクターに対する反発が一部で高まっていた。 しかし、大型アップデートとして配信された1.03では、「譲れない一線」の一例として挙がったイミハヤヒの挙動であるが、跳ぶ頻度は大きく減少。それ以外の挙動も大幅な鈍化等、「譲れない一線」を易々と譲ってしまっている調整が為された。 これ自体は評価されても良いことだが、発売前後の対応やインタビュー記事から、ユーザーには腑に落ちない思いが残った。 余談になるが、森中氏はニコニコ生放送の公式配信にて「 遠距離で攻撃できる武器(弓・銃)は卑怯だ 」という旨の発言を残しており、実際に本作(及び次作)での弓や銃に対する余りにも理不尽な仕様等でその考えを露骨に反映した調整をさせている(*100)として、インタビューの件を含めて更に叩かれている状況だったりする。 その一方で鬼の方はと言えば、 プレイヤーサイドがするのは卑怯なはずの遠距離攻撃はやり放題 、ついでに出鱈目な攻撃判定の攻撃もやり放題…と余りにも無茶苦茶な調整となっていることもあり、更に反感を買っているという状況である。 前述したトロフィー「岩通す一念」の、「槍ではPSV版でのみ製造できる装備品も製造しなければ獲得出来ない」という明らかなメーカーサイドのミスも、「ご迷惑をおかけしております、検討します(現在に至るまで仕様変更無し)が他の武器種なら取得可能ですのでそちらでお試し下さい(要約)」とありがちなテンプレ回答だけ返して終わりにした件など、不誠実と判断される対応が目立った。 こうした不誠実な対応に加え、アップデートの際、告知欄に記載のない修正が入ることが少なくないことも問題視された。 例えば1.03アップデートの賭スタイルにおいて立ち回りが変わるレベル(*101)の変更がなされた。 1.04アップデートでこの賭スタイルの仕様は本来のものに修正された。 同様に、いくつかの武器種のアクションで武器ゲージの溜まりやすさに手が加えられ、非常に溜まりにくくされてしまうなど、プレイヤーサイドが弱体化する仕様に限って、これ以降も告知無しに変更が加えられたため、こちらもプレイヤーからの不信感を煽る結果となった。 これら不誠実な対応は、無印時の開発陣からは考えられないものであり、評価の落差が広がった原因となっている。 上記の不誠実な対応の一例として、時折挙げられる事象に発売直前の体験版についての顛末がある。 PSV/PSP版の発売直前、製品版にデータを引き継げる体験版が配信された。メインストーリー第二章の任務「疾風の狩人」のカゼキリ登場までを楽しめる「序盤体験版」と、武器種ごとに装備が指定され、防具は完全固定、ミタマはそれぞれの戦闘スタイルごとに1人をピックアップ、レベル3固定という状態でイミハヤヒやゴウエンマなどの討伐に挑む「特殊任務」が収録されている。 発売初期の惨状からも察せるだろうが、特殊任務のバランスは非常に悪く、桁外れに高い攻撃力と体力、そして自重を知らない鬼の挙動の三重苦に多くのプレイヤーから不満が寄せられたようで、公式に「体験版をプレイいただいている皆様へ」という声明を出すことになった。 声明の中で、「(このバランスの悪さは)あくまで前作をやりこんだプレイヤーへの挑戦状的なもので、製品版ではこのようなバランスにはなっていない」としていた。しかし、実際の製品版では、むしろ「(体験版の)特殊任務の方がまだマシだった」・「メーカー(の公式声明文)に騙された」・「いくら装備を強化しようが、ミタマを強化しようが(鬼の強さが異常で、プレイするのがしんどいのは)全然変わらない」などの不満意見が挙がるほどの壊滅的な内容となっていた。無印で好意的に見ていたプレイヤーでも見限る者が数多く出現する事態となった。 また、この特殊任務の壊滅的なバランスにストレスが溜まっているところで、前述した4gamerのインタビュー記事という追撃は、プレイヤー側に絶望を与えるには充分であった。 元々、本作発表後の早い段階で「ミタマの習得するスキルの効果は原則上方修正(強化する)(*102)」としていた。ところが、体験版及び発売初期の調整はその効果を実感できないレベルで鬼が強化されていたため、「スキルは上方修正(それ以上に鬼を強化しないとは言っていない)」と揶揄するプレイヤーも存在していた。 ゲーム内容だけでなく、こうした諸々の対応の積み重ねでファンだったプレイヤーがアンチに鞍替えする笑えない状態であった。なお、PS4版が発売される前にも同様の体験版が配信されたが、こちらの特殊任務はしっかりまともに楽しめる程度のバランスなので安心してほしい。 2015年4月23日にPS4版が発売された。 初回特典は、2015年の大河ドラマにて主人公となっていることから採用されたか、「杉 文(すぎ ふみ。後の楫取美和子(かとりみわこ))」のミタマのプロダクトコードが同梱されている。 パッケージ版同封の操作方法をまとめた簡易説明書に関してミスが生じている。訂正に関する案内がこちらのページ。 無印のアップデートで追加され、PSV版『極』では初期から収録されていた『ソウル・サクリファイス』とのコラボレーションコンテンツのうち、集団任務の「特殊任務」に属していた「地獄ノ番犬(「ケルベロス」討伐)」と「王と犬狼の狂宴(「ケルベロス」と「ゴウエンマ」討伐)」の2つに関してはPS4版に収録されていない(プレイできない)ので注意(*103)。 また、無印ではアップデートを適用したPSV版であれば無条件でプレイ可能だが、極では進行度十に到達しなければプレイできない。さらにPS4版とPSV版でクロスセーブを利用してプレイしている場合には、PSV版で集団任務の進行度十に到達させないと、PSV版でもプレイできなくなってしまう(*104)のでこちらも合わせて注意して欲しい。 任務は収録されていないが、同じくコラボレーションコンテンツのDLCとして無印で配信された防具「王道の法衣」一式、および前述の2任務の報酬「衛兵の槍片」を使って作成できる武器、「魔槍・ケルベロス」はPSV版極もしくは無印で作成・入手していた場合はPS4版でも引き継いで使用可能。 ただし前述した通りPS4版単体では槍で「岩通す一念」のトロフィー・勲章の獲得が出来ないので要注意。 PSV版及び無印ではダウンロードコンテンツとして適用しなければ利用出来なかったコンテンツのうち、一部が購入特典としてPS4版において無条件で使用可能になるが、そのうち「なりきり装束・相馬」「なりきり装束・暦」「初穂の鬼面」の3種類の防具はそれぞれの装備を派生強化(*105)すると、再度これらの派生強化させる前の装備が同封された手紙が自宅に届いてしまい、同封された手紙の内容を閲覧するとまた手に入ってしまう。 加えて、これらの装備は派生強化した後のものも含めて売却したり捨てたりが一切不可。つまり、入手して売ってハクを稼ぐ…ということは出来ず、単純に防具の所有枠を1つ食い潰してしまうだけなので注意したい。 なお、これに関してはPSV版及び無印でDLCとして別途適用していた場合にのみ発生する可能性がある。無条件で発生しているにしては、報告例が少なく、この症状が出ていないプレイヤーもいる半面、実際にこれらの症状が発生して手紙に新着ありを示すイベントマークが表示されっぱなしになっているプレイヤーもいるため、あくまで参考程度に。 2015年6月26日にSteamダウンロード専売でWin版が発売された。オンラインマルチプレイもサポートされるが、PSV及びPS4ユーザーとのマルチプレイは不可と公表されている。 ただし、DirectX11対応グラフィックボードが必須になっておりプレイのハードルは決して低いものではない。当初は30fps固定であったことがかなりの批判を浴びていたが、アップデートによりその点は改善された。 また、先に発売されていたPS4版の時点でも大きな問題となっていた、前述の「魔槍・ケルベロス」に絡むトロフィーの件は全く手つかずのまま移植されている。そのため、Steam版でも「Steam版では入手することが出来ない「魔槍・ケルベロス」が要求されるため、槍では「岩通す一念」の実績を解除することが出来ない」状態のままとなっている。これも本作に関連した開発およびメーカーの不誠実な対応の一端として解釈されている。 あくまで「槍で「岩通す一念」を解除しようとしなければ良い話」ではあり、槍以外で「岩通す一念」を解除すれば他の実績を全て解除することが条件の「極めしモノノフ」の実績はSteam版でも問題なく解除出来る。しかし、別ハードとは言え、既に同様の問題が発生している事柄を修正も無しと言うのは、不誠実と断じられるのも無理はない。 2016年1月6日から2月2日までPlayStation Plus加入者限定のフリープレイで無料配信された。
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討鬼伝2 2016年09月13日01:53仮作成 以下すべて見たくない人は開けないようにしてください +タマフリ タマフリ タマフリ 攻 ボタン 名前 効果 □ 渾身(こんしん) 一定時間、攻撃力が上昇する。 △ 吸生(きゅうせい) 一定時間、攻撃した”鬼”から体力を吸収する。 ○ 軍神招来(ぐんしんしょうらい) 一定時間、すべての攻撃が会心になる。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 死反(まかるがえし) 致命傷を受けると発動する。一定時間、戦闘不能にならなくなる。 アラタマフリ 破軍星光(はぐんせいこう) 一定時間、攻撃力と攻撃属性が上昇する。ただし、代償として効果時間中は自然治癒力を失う。 防 ボタン 名前 効果 □ 挑発(ちょうはつ) 一定時間、防御力が上昇し、”鬼”の注意を引きつける。 △ 堅甲(けんこう) 防御ゲージの最大値が増え、防御ゲージが最大になる。 ○ 天岩戸(あまのいわと) 一定時間、すべての攻撃を無効化する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 鋼化(こうか) 攻撃を受けると発動する。一定時間、ダメージを軽減する障壁を出現させる。 アラタマフリ 奉護剣(ほうごのけん) 一定時間、攻撃力が上昇する。ただし、代償として防御力が減少する。 迅 ボタン 名前 効果 □ 韋駄天(いだてん) 一定時間、移動速度が上昇し、気力回復速度が上昇する。 △ 空蝉(うつせみ) すべての攻撃を一度だけ無効化し、攻撃中に回避が可能になる。効果は攻撃を受けるまで続く。 ○ 科戸ノ風(しなどのかぜ) 一定時間、攻撃速度が上昇し、気力消費量が減少する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 八咫烏(やたがらす) 攻撃後に回避行動をすると発動する。回避による気力消費量が減少し、攻撃中に回避が可能になる。 アラタマフリ 残影(ざんえい) 一定時間、分身が出現し追撃を行う。ただし、代償として効果時間中は消費気力が増加する。 癒 ボタン 名前 効果 □ 武神ノ砦(ぶしんのとりで) 一定時間、エリア内にいる味方の気力を徐々に回復する。 △ 女神ノ社(めかみのやしろ) 範囲内にいる味方の体力を徐々に回復する陣を設置する。陣の効果は一定時間続く。 ○ 変若水(おちみず) エリア内にいる味方の体力、気力、状態異常、戦闘不可を回復する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 自然治癒(しぜんちゆ) 瀕死の状態になると発動する。体力を回復する。 アラタマフリ 生刀生弓(いくたちいくゆみ) 一定時間、代償として攻撃するたびに体力消費するが、消費量に応じて追加で固定ダメージを与える。 魂 ボタン 名前 効果 □ 追駆(ついく) 魂の力を凝縮して撃ち出す。狙った部位を追尾する。狙いは武器で攻撃した箇所に付く。 △ 連昇(れんしょう) 狙った”鬼”の足下から魂の力を噴出させる。狙いは武器で攻撃した”鬼”に付く。 ○ 破敵ノ法(はてきのほう) ”鬼”体内の魂の力を操り、狙った部位を内から爆発させる。狙いは武器で攻撃した箇所に付く。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 呪禁(じゅごん) 鬼ノ手で掴んだ“鬼”の直下に、“鬼”の動きを抑制する陣を設置する。設置された陣は一定時間その場に残る。 アラタマフリ 照魔ノ法(しょうまのほう) “鬼”体内の魂の力を暴走させ、武器で攻撃した部位の生命力を露出させる。ただし、効果時間中は生命力が露出していない外殻に与えるダメージが低下する。 隠 ボタン 名前 効果 □ 秘針(ひしん) 弾けて針を飛ばす弾を発射する。針が刺さった部位の防御力が低下する。 △ 隠形(おんぎょう) 範囲内にいる味方の気配を消し、”鬼”に気付かれにくくする陣を設置する。陣の効果は一定時間続く。 ○ 不動金縛(ふどうかなしばり) 入った”鬼”を一時的に行動不能にする陣を設置する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 薬師(やくし) 状態異常攻撃を受けると発動する。受けた状態異常攻撃を無効化する。 アラタマフリ 神便鬼毒(しんべんきどく) 一定時間、周囲に猛毒を撒き散らす。猛毒状態中の“鬼”を攻撃すると、会心が発生しやすくなる。ただし、効果中は状態異常になりやすくなる。 空 ボタン 名前 効果 □ 縮地(しゅくち) 前方に瞬間移動する。 △ 祓殿(はらえどの) 鬼祓いの力を空間に固定する。一定時間、範囲内に鬼祓いの効果が続く。 ○ 虚空ノ顎(こくうのあぎと) 空間を引き裂き、次元の狭間を作り出す。狭間は一定時間”鬼”を引き寄せ、触れた”鬼”に傷を負わす。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 大直毘(おおなおび) 鬼祓いを行うと発動する。一定時間、鬼祓いの効果が上昇し、範囲が拡大する。鬼祓いで“鬼”や部位を浄化すると、タマフリ使用間隔を短縮する。 アラタマフリ 終ノ種子(ついのしゅじ) 光をも飲み込む空間を作り出す。空間は一定時間後に大きな爆発を引き起こす。ただし、発動中は鬼祓いによる浄化が行えなくなる。 賭 ボタン 名前 効果 □ 運否天賦(うんぷてんぷ) 何かのタマフリが発動する。ハズレが出て、何も起きないこともある。 △ おみくじ(おみくじ) 出た運勢によって攻撃力と防御力が変化する。大凶が出ると状態異常になる。運勢の影響は一定時間続く。 ○ 幸魂(さちみたま) エリア内にいる味方のタマフリ使用回数をいくつか回復する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 奇魂(くしみたま) 敵を撃破もしくは部位破壊すると発動する。タマフリ使用回数、体力と気力、共闘ゲージのいずれかが回復/増加する。 アラタマフリ 天運天恵(てんうんてんけい) いずれかのアラタマフリが発動する。 献 ボタン 名前 効果 □ 献身(けんしん) 一定時間、範囲内にいる味方の攻撃力と防御力が上昇する。 △ 命ノ楔(いのちのくさび) 一定時間、味方が受けるダメージをエリア内にいる全員で分散して共有する。受けたダメージは、時間経過で回復する。 ○ 捨身供儀(しゃしんくぎ) 一定時間、範囲内にいる味方が受けるすべての攻撃を無効化するが、自身の体力が徐々に減少する。体力がなくなると効果が切れる。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 魂呼(たまよばい) 自身が戦闘不能になると発動する。戦闘不能を回復し、一定時間、体力と気力が徐々に回復する。 アラタマフリ 神懸(かむがかり) 一定時間、攻撃速度が上昇し、自身が得た共闘ゲージをすべて範囲内の味方に付与する。 壊 ボタン 名前 効果 □ 鎧割(よろいわり) 一定時間、表層や部位に対する攻撃力が上昇する。 △ 断祓(たちはらえ) 一定時間、攻撃した部位に鬼祓いの力を付与する。付与された部位が破壊されると瞬時に鬼祓いが完了する。 ○ 布都御魂(ふつのみたま) 一定時間、武器ゲージ増加量が飛躍的に上昇する。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 発破(はっぱ) 特殊技もしくは鬼千切すると発動する。“鬼”を一瞬ひるませる。 アラタマフリ 天羽々斬(あめのはばきり) 一定時間、武器ゲージが徐々に増加し、強力な鬼千切を発動できる。効果中、武器ゲージが最大でないと体力が徐々に減少する。 繰 ボタン 名前 効果 □ 攻種召喚(こうしゅしょうかん) 一定時間、追随して攻撃を行う繰鬼を具現化する。鬼祓い中は自身の周囲を回転しながら攻撃を行う。 △ 衛種召喚(えいしゅしょうかん) 一定時間、攻撃した“鬼”の属性耐性値を下げる繰鬼を具現化する。鬼祓い中は周囲に五大属性攻撃を無効化する陣を設置する。 ○ 五輪権限(ごりんごんげん) 一定時間、周囲の“鬼”に強力な攻撃をし続ける繰鬼を具現化する。鬼祓い中は自身の近くに移動し、攻撃間隔が短縮される。 × 治癒(ちゆ) 体力を回復する。 ニギタマフリ 形代召喚(かたしろしょうかん) “鬼”の亡骸もしくは部位を浄化すると発動する。自身の身代わりとなる繰鬼を具象化する。形代は攻撃されると爆発し、周囲の“鬼”にダメージを与えてひるませる。 アラタマフリ 五霊明神(ごれいみょうじん) 一定時間、攻撃を当てた位置上で攻撃を行う繰鬼を具現化する。繰鬼が与えたダメージに応じて自身の体力と気力を回復する。ただし、代償として効果時間中は属性防御が低下する。 上へ +管理人の各種構成1 管理人の各種構成1 装備 武器 武器名 属性 双刀 薄緑+12 麻痺 防具・頭 防具・胴 防具・腕 防具・脚 光理の兜+12 光理の鎧+12 光理の籠手+12 光理の脚具+12 能力 攻撃力 会心力 麻痺 防御力 加護力 天 風 火 水 地 493 58 270 1541 66 714 714 714 714 714 発動スキル ミタマ スタイル 時代 スキル 小野小町 迅 雅 英霊の加護 空蝉強化・快気 空蝉強化・二段 ニギタマフリ 武市半平太 攻 乱 回天の貴公子 状態異常強化 至誠の武士 アラタマフリ 源義家 迅 雅 空蝉増加 空蝉短縮 死反延長 上へ +管理人の各種構成2 管理人の各種構成2 装備 武器 武器名 属性 双刀 薄緑+12 麻痺 防具・頭 防具・胴 防具・腕 防具・脚 光理の兜+12 光理の鎧+12 光理の籠手+12 光理の脚具+12 能力 攻撃力 会心力 麻痺 防御力 加護力 天 風 火 水 地 493 58 270 1541 66 714 714 714 714 714 発動スキル ミタマ スタイル 時代 スキル 木曽義仲 迅 武 英霊の激励 韋駄天増加 科戸ノ風増加 ニギタマフリ 武市半平太 攻 乱 回天の貴公子 状態異常強化 至誠の武士 アラタマフリ 巴御前 攻 武 空蝉強化・快気 空蝉増加 死反延長 木曽義仲+巴御前 夫婦の絆 上へ +管理人の各種構成3 管理人の各種構成3 装備 武器 武器名 属性 双刀 薄緑+12 麻痺 防具・頭 防具・胴 防具・腕 防具・脚 光理の兜+12 光理の鎧+12 光理の籠手+12 光理の脚具+12 能力 攻撃力 会心力 麻痺 防御力 加護力 天 風 火 水 地 548 58 270 1541 66 714 714 714 714 714 発動スキル ミタマ スタイル 時代 スキル 源義経 攻 武 攻撃力上昇 闘志 吸生強化・増幅 ニギタマフリ 武市半平太 攻 乱 回天の貴公子 状態異常強化 至誠の武士 アラタマフリ 源頼光 攻 雅 攻撃力上昇 攻特化・増幅 死反短縮 三つ揃い「攻」 上へ +管理人の各種構成4 管理人の各種構成4 装備 武器 武器名 属性 双刀 薄緑+12 麻痺 防具・頭 防具・胴 防具・腕 防具・脚 光理の兜+12 光理の鎧+12 光理の籠手+12 光理の脚具+12 能力 攻撃力 会心力 麻痺 防御力 加護力 天 風 火 水 地 548 58 270 1541 66 714 714 714 714 714 発動スキル ミタマ スタイル 時代 スキル 長谷川平蔵 攻 安 攻撃力上昇 死反延長 悪人取り締まりの鬼 ニギタマフリ 武市半平太 攻 乱 回天の貴公子 状態異常強化 至誠の武士 アラタマフリ 源義経 攻 武 攻撃力上昇 闘志 吸生強化・増幅 三つ揃い「攻」 上へ +管理人の各種構成5 管理人の各種構成5 装備 武器 武器名 属性 双刀 薄緑+12 麻痺 防具・頭 防具・胴 防具・腕 防具・脚 光理の兜+12 光理の鎧+12 光理の籠手+12 光理の脚具+12 能力 攻撃力 会心力 麻痺 防御力 加護力 天 風 火 水 地 493 58 353 1541 66 714 714 714 714 714 発動スキル ミタマ スタイル 時代 スキル 菅原孝標女 隠 雅 状態異常強化 搦手・猛攻 隠特化・奇手 ニギタマフリ 武市半平太 攻 乱 回天の貴公子 状態異常強化 至誠の武士 アラタマフリ 松尾芭蕉 隠 安 状態異常強化 搦手・猛攻 隠特化・奇手 上へ
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討鬼伝 小型鬼 大型鬼ミフチ/深淵 その他 コメント コーエーテクモゲームスより2013年6月27日にPlayStation Vita(PS Vita)及びPlayStation Portable(PSP)の2機種で発売されたゲームソフト。 小型鬼 ザングース:ガキ/餓鬼 常に群れで行動する=群れバトルで出現することがあるので イトマル:サザガニ/細蟹 ヘドロばくだん(猛毒を吐く)必須 ヤドンorヌオー:ノヅチ/野槌 性格のんき推奨。後者は性格から ゴース:オニビ/鬼火 オンバーン:オンモラキ/陰摩羅鬼 ドリュウズ:ドリュウ/土竜 名前ネタ ハヤシガメ:モノイワ/物岩 ウインディ:ヌエ/鵺 メガガブリアス:ワイラ かえんほうしゃ必須 ガマゲロゲorゲコガシラ:ナキサワ/鳴沢 どくどく(猛毒の霧)必須。前者は特性どくしゅ推奨。後者はしたでなめるを覚えさせること エルフーン:マフウ/魔風 つむじ風と共に現れるので 大型鬼 ミフチ/深淵 アリアドス 技:すてみタックルorメガホーン(突進)/シザークロスorつじぎり(鉤爪で切り裂く)/クモのすorエレキネット(モノノフの動きを封じる) その他 キリキザンorドンカラス:ゴウエンマ/業焔魔 指揮官の存在から ダイケンキ:カゼキリ/風切 四足歩行+エアスラッシュが覚えられるので ファイアーorファイアロー:ヒノマガトリ/火凶鳥 鳥+ほのお・ひこうタイプなので。かえんほうしゃ必須 サンダー:アメノカガトリ/天輝鳥 グランブル:クエヤマ/崩山 イメージ的に。とっしん、だましうち等 カブトプス:ツチカヅキ/土潜 甲羅のような装着をしている+両手が鎌のようなサイズから。あなをほる必須 ダークライorヌメイル:ミズチメ/水蛇女 前者は特性ナイトメア(夢患い)から。さいみんじゅつorダークホール(相手を眠らせる)必須 ルチャブル:ダイマエン/大魔縁 そらをとぶ必須 ドダイトス:クナトサエ/岐塞 夢特性シェルアーマー推奨。のしかかり必須 カイリキー:ヤトノヌシ/夜刀主 腕4本なので。じしん、のしかかり等 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 プレイヤーキャラクター ジュカインorフタチマル:主人公/モノノフ モノノフとその関係者 チェリム:桜花 ジュナイパー:那木 弓を構えているので マッシブーン:富嶽 クチート:初穂 ニダンギル:速鳥 キングドラ:息吹 某ジムリーダーの名前から ウタカタの住人 サマヨール:大和 フーディン:秋水 ラティアス:橘花 プリン:木綿 使い手のオイチに似ているので ローブシン:たたら 鍛冶屋なので デスカーン:樒 某四天王の名前から その他 ロコン(アローラのすがた):天狐 -- (ユリス) 2017-06-21 15 38 40
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ミタマ 銃 攻撃 支援 ミタマ 相棒たち。 装備・立ち回りに応じて組合せを選ぶと吉。 イラストや台詞が好みだとモチベupになる素敵な仲間。 前作「討鬼伝-極-」からクシナダヒメが特にお気に入り。 「元気の出るおまじないです」 銃 メイン武器。 攻撃 攻撃速度・手数を増やす組合せ。 某所にあったコメント「科戸残影→時限弾→前転→擲弾→擲弾→擲弾→擲弾→...たのしいね」用に試しに組んでみた。 科戸ノ風がクールタイム中なら呪禁で抑えたり空中から弾ばらまく。呪禁は鬼絡として鬼の手が触れれば発動するらしく、飛びかかる前に×ボタンでキャンセルして良いみたい。 今のところ時限弾用。 ミタマ スタイル スキル スキル効果 アマテラス 迅 残影強化・早手 残影中の攻撃速度up 科戸ノ風強化・霊力? 科戸ノ風強化・特攻 科戸ノ風中に特殊攻撃力up 雑賀孫市 魂 呪禁 臨戦態勢 銃構え中に攻撃速度・移動速度up 呪禁強化・束縛 呪禁かけた鬼の動きをより束縛 残影短縮 クールタイム短縮 長宗我部元親 迅 残影 科戸ノ風強化・特攻 科戸ノ風中に特殊攻撃力up 全身全霊 攻撃up、気力回復down 鬼若子 科戸ノ風の使用回数増加科戸ノ風中に攻撃速度up 支援 体力やスタミナを回復しつつ、倭撫子の支えで地味に体力回復するプレイ。 魂呼は保険。 遠距離から撃つ立ち回り。 ミタマ スタイル スキル スキル効果 クシナダヒメ 癒 武神ノ砦強化・増幅 武神ノ砦延長 倭撫子の支え 会心時に体力回復? 清少納言 献 魂呼 仁愛 共闘ゲージ増加量up 治癒強化・増幅 女神ノ社強化・広域 新島八重 魂 照魔ノ法 装填速度上昇 照魔ノ法短縮 クールタイム短縮 照魔ノ法強化・増幅 トキワノオロチ戦より前で揃える組合せ。 女神ノ社周り強化で共闘ゲージupにしてる。 ミタマ スタイル スキル コノハナサクヤヒメ 癒 仁愛 女神ノ社強化・増幅 女神ノ社強化・防壁 清少納言 献 魂呼 仁愛 女神ノ社強化・連携 女神ノ社強化・広域 新島八重 魂 照魔ノ法 装填速度上昇 照魔ノ法短縮 照魔ノ法強化・増幅